10月号

司祭のことば
 来 る10月8日に目黒教会で数人は堅信の秘跡を受けます。このめでたききっかけによって堅信の秘跡について書きたいと思います。 
 堅信の秘跡を受ける信者は、聖霊降臨と同じように聖霊の恵みを豊かに受けます。聖霊の働きによって、愛の力と教会の一致と聖性の内に成長して、真理の証人になるように招かれます。
「堅信の秘跡によって、いっそう完全に教会に結びつけられ、聖霊の特別な力で強められて、キリストの真の証人として、ことばと行いをもって信仰を広めかつ擁護するよう、いっそう強く義務付けられる」。バチカン公会議、教会憲章 11。
 二つのしるしを通してこの恵みを現します。
  イ)司教の按手。使徒の後継者である司教様の按手によって聖霊の恵みを渡します。 按手は 救いの歴史と典礼によく使われる動作です。按手によってキリスト信者は聖別され、キリストを証しする使命をうけ、そしてその使命を果たすために聖霊の力も授けられる。
  ロ)塗油。 司教様は十字架を聖なる油で求道者の額にしるします。これによってその信者は主の所有者になる。油を受ける信者は(真理の証人となり、又)善い行いを通して キリストの香りを広げる使命を受けます。
 これから堅信の恵みを考えましょう
 1)堅信は秘蹟です。それ故神様と求道者の出会いがあって、それによって神の愛と恵みと命が与えられます。
 2)入信の三つの秘蹟の一つとして、あとの洗礼と聖体を完成する。堅信によって洗礼の道を歩む確信がいっそう強められます。
 3)堅信は聖霊の秘蹟です。預言者、弟子又イエスキリストを動かしたその同じ霊と共にその力、知恵、勇気と恵みも与えられる。
 4)堅信によって信者は完全に教会に加われる。秘蹟を授けるのは教区と全カトリック教会の代表である司教様です。求道者は円熟したクリスチャンとして入会され、その義務も求められます。
 5)堅信のコミトメン(委託):いつもイエスに従いその信仰の証しを生き方によって示し、教会の一員としてその一致と健設 に積極的に参加すること。
堅信の恵みを求めることは大切ですが、その結果も望むべきです。すなわち:イエスへの愛と信仰を証しする成熟した信者になり、そして全面的にいつも神様と教会にかかわるのです。
聖霊は信者に、イエスキリストと真の人間の姿を実感させ、それによって生かせて下さる。イエスキリストに見習い、その証しを宣教に、そして教会の一致に参加できるように力づけてくださる。
ヘロニモ
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