6月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 柔軟な信仰者? 幼児洗礼者!?

 私は毎週木曜日の夜に信濃町の真生会館で行われている、YGTという青年の集いの準備会ミーティングに出ている。このYGTとは、司教様を囲んでのカテケージス(福音の音を響き合わせるの意)とミサを通じて同世代の仲間との、神との、すばらしい出会いの場になるように東京教区によって青年のために企画されたもので、青年たちが中心になって開催されているものです。
 今回の青年リーダーたちは、幼児洗礼がほとんどで、どうもキリスト教的なものへの反発があって、殉教者についてのことはしないと決めました。そして、テーマを「本気(マジ)っすか?――本気になれば何でもできる」となった。その設定理由は、青年リーダーたちは常日頃学校、バイト、教会活動と120%がんばっていて、そのがんばりの源をどうも探りたいのかなと私は感じました。
 ところが、幸田司教様との分かち合いを通して、司教様のカテケージスのお話の内容を決めて頂くミーティングで、司教様が今年列福される188人の中の4人の神父のお話をされました。
 ジュリアン中浦神父は、年寄りになってから司祭になり、日本国外追放されるが日本に留まって潜伏司祭となり、18年間キリシタンを励まし続けた。また、ペトロ岐部神父は、日本人の為に司祭になりたいと思い、司祭になる為にフィリピンへ。だが、フィリピンでは、すでに日本人が司祭になることが禁じられていた。彼はそこからとんでもない道のりを徒歩でローマへ向かった。現地のイエズス会に直接行って司祭になるために。しかし、すでにイエズス会の本部には彼に対する悪い噂が報告されていた。が、結局、彼の熱意が認められ、晴れて本気が叶って司祭となる。彼はそこから再びとんでもない道のりを経て徒歩で日本に戻り、日本人達の為に働いた。また、ディオゴ結城神父は、岐部より早い時期にフィリピンで司祭となる。日本に戻り、厳しい拷問を受けることになるが、誰一人裏切ることなく殉教する。
 そして、なによりも生き延びた信者たちは、年に一度、踏み絵をふみ、また祈り続けた。隠れキリシタンの共同体があったが、それは誰にも裏切られることなく200年続いた。信者たちにとって、信仰を捨ててしまう方が楽だったかもしれないが、周りを裏切ることになるから、必死で信仰を貫いた。彼らは、殉教なんてしたくなかったが、自分が愛する人たちの為に本気だった。その結果、人の為に命をかける事になった。殉教者は単なる犠牲者ではない。死んだという事が重要なのではなく、どれだけ人の為に本気だったかということが凄い。単なる教えを守るということだけの為ではなく、人のために本気だった、とこう司教様は話された。
 この話を聴いた青年らは、今まで持っていた殉教者のイメージが一掃されたそうだ。彼らにとって、殉教とは何かキリスト教の教えを守って命を奉げたというイメージが強くあまり魅力を感じていなかったようだが、この話を聴いて全く違った印象を殉教者に抱き出した。心のかたくなな大人として、その光景はまさに今も殉教者たちの証が、私たちのうちに働かれておられる聖霊を通して、青年たちの心に福音を伝えた、その場に遭遇した体験であった。まさに私たちの元気な源は、いろいろな人や出来事を通して働かれる方が今もいつも私たちと共におられていてよき知らせを伝えてくださっているという体験を再びさせて頂いた。
  助任司祭   渡邉 泰男 

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今月の予定


  一粒会献金  6月 1日(日)
 今月は1日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
バザー2008
 6月 1日(日)
11:00〜15:00 雨天決行
“ひとつの心、ひとつの世界”
 集まった収益金は以下の活動及び施設に寄付をします。
 *ミャンマー教育プロジェクト(東京教区より支援要請)
 *フィリピンスラムに住む子に家を(インターナショナル・コミュニティー)
 *近隣の障害者福祉施設に援助
聖ペトロ使徒座への献金  6月29日(日)
  (聖ペトロ 聖パウロ使徒の祭日の直前の日曜日)
 教皇は毎年、世界各地を訪問します。そして、人々の苦しみや悩みを聞き、優しい笑顔で力づけ、数々の援助を与えます。キリストの代理者、教会の最高牧者である教皇は、祈りと具体的な支援を通して全世界の人々にいつも心を注いでいるのです。この教皇に心を合わせて、わたしたちも世界中の苦しんでいる人々のために祈りと献金をささげます。教皇のこうした活動のために充てられる聖ペトロ使徒座への献金は、8世紀ごろイギリスで始まった、大人も子どもも一番小さなお金である1ペニーを毎年教皇に献金する運動がもとになって世界中に広まったものです。
    
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ご報告

 
  ご報告
 広報の日の特別献金194,971円は、5月13日大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。
ペットボトルのキャップ回収報告
 皆様のご協力の結果5月1日に第3回114Kg(57人分のワクチン)をお渡しいたしました。なお、今回の分でCO2削減効果は359.1Kgということです。
 世界の子どもたちの命を救うことと共に環境問題にも協力していることになります。
 今後ともよろしくご協力くださいますようお願いいたします。
ヌヴェール愛徳修道会  

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その他

  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。
「DV・トラウマについて、女性のためのこころのcare講座」
    10回目 「家族 1.育った環境」
場所:当教会 司祭館1階集会室
日時:6月6日(金) 10時〜12時 (事前の申込は不要)
※くわしくは聖堂入口の掲示板をご覧ください。
主催:港品川宣教協力体福祉連絡会  
初聖体
 バザー委員会   

受洗 転入 4名
結婚 転出
帰天   住所・その他変更 9件
詳細は、お知らせ6月号(印刷版)をご覧ください



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