5月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
  生活刷新の一具体的歩み

 最近、エマオの会(第3水曜日午後6時から7時過ぎ)で、パウロ書簡を読んでいます。書簡は、ミサの中で読まれるだけでなかなか説教の中で取り扱えられないものです。そこで、いっしょに輪読形式で読んでは、分かち合いのようなことをやっています。
 4月は、ガラテヤ書を読みました。パウロは、実に私達人間の現実をよく知り尽くしています。
 「肉の望むところは、霊に反し、霊の望むところは、肉に反するからです。肉と霊とが対立し合っているので、あなたがたは、自分のしたいと思うことができないのです。」(ガラテヤ書5・17)
 ここで、「霊・肉」ということばがありますが、これは人間を2元論的に把握しているのではなく、あくまで人間の傾向として神に向かおうとする働き(霊的)と、それとは真っ向から逆らう働き(肉的)があることを示唆しています。あくまで、聖書の人間観は一元論です。
 本当に、私たちはしたいという良い事を行うことが出来ないのではないだろうか。
では、霊的実りを得るためには、どうしたらよいか。
 悪魔の誘いを避けるように歩むことをもっとしなければならないでしょう。人の悪口を云ったり、そういう人々の交わりの中に置かれたとき、自分はどうしているかが問われることでしょう。が、ほとんどの人は全く関係なく、その流れの中に心を向け、神の導きではなく悪魔の誘いのうちに生きているのではないでしょうか。
 そこで、わたしたちというより、まず初めに共同体を作る私個人の問題へ、目を向けなければならないでしょう。個々人の信仰の自立が大きな問題となるのではないでしょうか。それは、建前の私に生きることなく、正直な私にいきることです。それも、正直な私のうちに働く、神の霊に促されている私に生きることでしょう。正直な私の中にある真実な私、つまり内なる私をよりよく生きられれば、どんなに素晴らしいことでしょう。
 しかし、この生き方は、残念ながら結果でしかわかりません。どの実りを体験したかで、その生き方を見分けるしかないのです。つまり、この識別を体験智として自らのものにしていく過程が、日ごろの信仰生活の大きな実りへとつながる修行といっても過言ではないでしょう。エゴでない私を生きたときにこそ、霊的な実りを体験するからです。
 この霊の実りは、私たちの近くに多く起こります。ただ、それを自らのパラダイム(自分の考え、枠組み)で見ると見えないのです。それは自己中心的な見方しかできていないからです。そこで、一歩退いて、出来事を通して信仰の目を養うことが大切なものとなります。それは、ちょっとした分かち合いの出来るグループなどあったらとても助けになることでしょう。
 最後にパウロはこう云っています。
「兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。だが、互いにかみ合い、共食いしているのなら、互いに滅ぼされないように注意しなさい。わたしが言いたいのは、こういうことです。霊の導きに従って歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」(ガラテヤ書5.13−16)
助任司祭   渡辺 泰男   

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今月の予定


  献堂記念日  5月 3日(木)
 当教会の記念日です。
  一粒会献金  5月 6日(日)
 今月は7日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金と致します。ご協力ください。
  世界広報の日  5月13日(日)
 イエスは「全世界に行って、すべての造られたものに福音をのべ伝えなさい」(マルコ16・15)とお命じになりました。福音を宣教することは、わたしたちの使命です。世界広報の日は新聞、雑誌、テレビ、映画などの広報機関を用いて行う宣教について、教会全体として考え、反省し、祈り、犠牲をささげ、献金する日です。
「世界広報の日」は、第2バチカン公会議で定められ、1967年以来、毎年、特別のテーマが決められ、教皇メッセージが出されています。
  典礼講演会  5月20日(日)
講師:幸田和生司教
)10:00ミサ 11:10講話 於、聖堂
12:00幸田司教と茶話会
    
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ご報告

 
  ご報告
 四旬節愛の献金171,194円は4月10日、聖地への献金55,848円は4月24日大司教館へ送金いたしました。
ご協力ありがとうございました。
 インターナショナルリーダー会では、教会建物修繕費用のため3月より募金活動を行っています。
3月修繕募金157,006円、ラッフル券368,000円、4月ミニバザー屋台84,100円、サンデースクール12,990円、中目黒ドイツ語ミサより20,000円、4月末合計642,096円。6月まで続ける予定です。
イースターパーティー報告
 4月8日(日)10時のミサ後イースターのお祝いと受洗者、転入者の歓迎会が和やかに開かれた。共同体の新しいメンバーとしての紹介、乾杯につづき、手作りのおいしい料理を囲み話の輪が広がった。花やテーブルクロスにも工夫が見られ、心のこもったパーティーだった。
担当2、6、7地区。参加約250名。

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その他

初聖体
 6月10日(日:キリストの聖体の日) 10時のミサの中で子どもたちの初聖体を予定しています。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 12名 転入
結婚 転出 4名
帰天 1名   住所・その他変更 4件
詳細は、お知らせ5月号(印刷版)をご覧ください



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