4月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 生活を刷新する

 ニュージランドの二月は、とても快適です。その頃は夏の終わりで、気候は暑過ぎず、日は長く、すべてのものが豊かな緑色に見えます。ニュージランドは、たくさんの山と湖、火山と温泉があって、確かに、どこか日本に似ています。しかし人口はたった400万で、日本ほど混み合っていません。ニュージランドには人間よりも沢山の羊や牛がいて、生活のペースが、ずっとゆったりしています。
 私の父は、私が育った家に住んでいます。その家は火山の麓にある酪農場にあって、ちょうど富士山のすぐ隣りに住んでいるようなものです。私の弟が農場を経営しており、父は子牛の世話をしながら家畜の血統を管理するなどして、弟を手伝っています。
 日曜日に、私は父と一緒に地域の教会へ行きました。そこは、19年前に私が司祭に叙階された場所でもあり、また6年前に母の葬儀を私が司式した場所でもあります。今でも、その教会に入ると、その時の気持ちがよみがえってきます。いくつかの聖歌を聞くと、涙をこらえることが出来ません。それは母の想い出を呼び戻すからです。それでもまた、私には私の司祭叙階式と初ミサの想い出があり、家族全員が集まった、その時に、私がどれほど幸せであったかを思い出します。その教会に入ると私は、母の存在と私の叙階式の時の母の祈りを再び感じるのです。
 ゆっくり時間をかけて想い出すことは、私たちにとって何が本当に重要であるかを見出させてくれます。それは、これから先にあることについて正しい選択をすることを助け、私たちに活力を与えてくれます。前に起こったことは、これから起こることのための方向づけをしてくれます。
 想い出すための教会での特別な季節は、復活節です。復活節は、聖木曜日の夜イエスが友達を集めて最後の晩餐を一緒に祝ったことから始まります。そうして、イエスがなさることの出来た最も大切な方法は、パンとぶどう酒を祝福して友と分かち合うことだったのです。それを行うことでイエスは、ご自分の生命(いのち)を彼らと分かち合い、それが最初のミサとなったのです。
 聖金曜日に、私たちはイエスと共に十字架の道をたどり、イエスの最期の時の苦しみと悲しみを再び体験します。十字架の前で祈るとき、私たちの苦しみはイエスのお苦しみと世界中の苦しみに合わせられます。私たちは世界中の苦しみを避けることが出来ないと同様に、イエスがお受けになった苦難を避けることは出来ません。しかし、その苦難は終りではなく、暗やみは必ず終ります。
 聖土曜日の夜、真っ暗な聖堂に一本のロウソクが運び込まれます。新しい光が輝き、私たちに希望と勇気を与えてくれるのです。神は、苦しみにおいても新しい生命においても、私たちと共におられるのです。徹夜ミサ(聖土曜日の夜のミサ)において私たちはまた、洗礼を受けるように選ばれてキリストの光に従うことを望む、何人かの新しい仲間を迎えます。キリストが教えてくださったこと―すなわちキリストが苦しみを受けて再び復活されたこと―を想い出すことが、彼らに生きる方向を示すのです。
 私たちには、先へ進む方法を知るために過去をふりかえることが必要です。ニュージランドでの休暇の間に、私は何年も前に行なった選択についてふりかえり、その選択が今日の私に何を意味するかを考えました。復活祭の時季に、私たちはキリストの死と復活の神秘に立ち入り、そうして、新しい受洗者たちと共に信仰を確認します。過去に起こったことが、私たちの人生を新しくし、進むべき方向を示してくれるのです。
主任司祭   レオ・シューマカ   

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今月の予定


  愛の募金  
 四旬節中、愛の実行として行われる募金活動にご協力をお願いします。聖堂入り口の特設献金箱にお入れください。
  一粒会献金  4月 1日(日)
 今月は2日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金と致します。ご協力ください。
  イースターエッグ  4月 7日(土)
 9:00から台所と集会室Cでイースターのたまご作りを致します。お手伝いいただける方は聖堂横の掲示板の表にご記入ください。イースターエッグ寄付金は受付までお持ちください。なお衛生上8日5時のミサでは配布をおこないませんのでご了承ください。
  復活祭前の大掃除  4月 7日(土)
10時から
 復活祭を気持ちよく迎えるため、多くの方のご協力をお願い致します。雑巾をお持ちください。
  イースターパーティー  4月 8日(日)
 10時のミサ後アンセルモホールにて
 復活祭を小教区全体でお祝いし、喜びをわかちあいましょう。このパーティーでは、新任の司祭と新しく受洗された方及び転入された方を紹介いたします。
  アンセルモの祝日  4月22日(日)
 ベネディクト会の司祭と一緒に祝日のミサを捧げます。10時からキーラン・ノーラン司祭と共同司式ミサ、11時10分より朝倉文市氏による講話、テーマは「ベネディクト的精神と家庭生活」です。今年、日本のベネディクト会は75周年記念祭を迎えます。
    
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ご報告

 
   
  

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その他

  初聖体
 6月10日(日:キリストの聖体) 10時のミサの中で子どもたちの初聖体を予定しています。該当者にはすでにご案内申し上げましたが、3月30日までに申し込みください。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 2名 転入
結婚 転出 1名
帰天   住所・その他変更 2件
詳細は、お知らせ4月号(印刷版)をご覧ください



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