3月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 「真実の私へ回心を深める」

 1.この世は不条理、しかし世は神の愛に包まれている
 信仰を現実の中で生きてゆくためには、現実の世界がしっかりと信仰理解の中に入っていなければなりません。イエスは「天地は過ぎゆくが、私の言葉は決して過ぎゆかない」と仰いました。これは終末についてのイエスの言葉ですが、現実の世界を表しています。どのようにしっかりとした信仰を持つ人も突然の事故や病気を免れることはできません。立派で誠実な人だから長生きするというわけでもありません。この世はまさに不条理です。けれども、この見える現実は、見えない真実である神の愛に包まれています。「空の鳥を見よ、野の花を見よ」とイエスが仰るように、自然の世界は見えない神の愛を表し、私たちの体も神の愛に響いて私を生かそうとしています。私たちはこのような、世界の根本的な真実に気づき、これを受けとめて生きるよう招かれています。

2.「正直な私」を越えて「真実の私」を生きる
 普段の生活の中で私たちは建前と本音を生きています。表情はニコニコ(建前)でも心の中ではイライラ(本音)であったりします。本音という「正直な私」をどうするかが課題です。「正直な私」はこの世の不条理に左右され、自己本位になりがちです。そこでは信仰は建前だけとなります。「正直な私」は報いのある愛を生きようとします。けれども私たちの心の奥底には「真実の私」があります。「真実の私」は内なる神と響く私であり、無償の愛を生きようとします。自分の心を丁寧に見つめることで「正直な私」と「真実の私」を見分け、「真実の私」から現実を生きてゆこうとすることこそ私たちに求められる回心の道です。

3.心を大空とみなす
 「真実の私」の世界、それは心の奥に広がる青空のようです。雲ひとつない清清しい青空こそ本当の私の世界です。その青空に湧いてくる雲、これが「正直な私」です。私たちの問題は、例えば湧いてきた怒りの雲の中に自分が入ってしまい、怒りと自分をひとつにしてしまって、その雲が大きくなり嵐にしてしまうことです。怒りを爆発させ、相手との間に取り返しのつかない溝を作ってしまいます。怒りの雲に気づいたら、すばやくそこから離れて大空に自分を戻し、そこから雲を静かに眺めるなら、やがて雲は去ってゆきます。怒りも去ってゆきます。このように自分の心の動きに気づき、絶えず自分を大空に戻してゆくことで、神の慈しみと自由に響いて生きることができるようになるでしょう。心を見つめる鍛錬が私たちの回心を本物にしてゆきます。
イエズス会司祭 柳田敏洋   
※3月11日の半日黙想会の指導をお願いしています。    

TOPへ


今月の予定


  愛の募金  
 四旬節中、愛の実行として行われる募金活動にご協力をお願いします。聖堂入り口の特設献金箱にお入れください。
  一粒会献金  3月 4日(日)
 今月は4日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
  叙階式  3月 4日(日)
 午後2蒔より、東京カテドラル聖マリア大聖堂においてフランシスコ・ザビエル天本昭好氏、パウロ高木健次氏、ヨゼフ門間直輝氏の叙階式が行われます。神の慈しみのうちに叙階される新司祭のためお祈りください。
家庭を祝福する祈りと集い会  3月10日(土)
 午後2時より。安らぎの場である家庭に祝福がありますように、当教会で挙式された方々と共に祈る集いを行います。家庭を顧みる良い機会になると思われますので、皆様どうぞご出席ください。
  半日黙想会  3月11日(日)
日時:3月11日四旬節第3主日
   指導:柳田 敏洋 神父(イエズス会)
         〜プログラム〜
     10:00 ミサ(司式と説教)
     11:00 第一の講話(聖堂)
     11:40 食事 個別ゆるしの秘跡
     12:45 第二の講話(アンセルモホール)
     13:30 ベネディクション(聖堂)
  ※昼食にコーヒーサンデーもご利用ください
十字架の道行
四旬節より毎週金曜日 19:00〜聖堂
    
TOPへ


ご報告

 
  ご報告
 カトリック児童福祉の献金200,088円は2月15日、大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

TOPへ


その他

図書グループより
 最近、本を借りるときに備え付けのノートに必要事項を記入しないでいく方がいらっしゃいます。必ずご記入いただき、期限もお守りください。貸し出し期間は2週間です。この期間を超えるときは改めてノートに記入してください。大勢の方にご利用いただくため皆様のご協力をお願いします。
バザー日程変更
 聖堂改修工事のため本年度のバザーは 9月2日に変更いたします。
  初聖体
 6月10日(日:キリストの聖体)10時のミサの中で子どもたちの初聖体を予定しています。初聖体は子どもたちにとって大きな恵みの時です。この恵みを子どもたちが喜びのうちに迎えることができますようご協力ください。初聖体を受けることができるのは現在小学校1年生以上で、初聖体をまだ受けていない子どもです。初聖体のための準備は日曜学校の中で行われます。なお、日曜学校に参加できない場合は、渡辺神父に遠慮なくご相談ください。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 1名 転入 1名
結婚 1組 転出
帰天 2名   住所・その他変更
詳細は、お知らせ3月号(印刷版)をご覧ください



このぺージTOPへ
各号へジャンプします
2007年 1月号 2月号
2006年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2005年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2004年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2003年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2002年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2001年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2000年 10月号 11月号 12月号