5月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
  「これから、どうぞよろしくお願いします。」

 目黒教会は、私が神学生であったとき、今から確か、6年前に夏のひと時、過ごさせていただいたことがありますので、顔を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。が、最初に自己紹介をさせて頂きます。
 私は杉並の和田というところで生まれ育ちました。いたって普通のガキ大将として、少年時代を過ごします。血気多感な高校2年生のときに、文化祭の映画制作で、私がクラスの中での作成責任者、プロデュサーに選ばれることになります。ところが、なかなかクラスの皆をまとめて、一つの作品に作り上げるのは大変困難な作業となり、責任感が強い私は、自分の自己中心的な性格もあってか、皆の調整役の役割がまったく出来なくなります。そして、私はついには人間関係に疲れ果て、生きることに疲れ果て眠られない夜が続き、自殺を考えるようになりました。そんな矢先、自宅から一番近い教会の案内板に、聖書のみことばがあって、プロテスタントの教会(救世軍)に足を運ぶようになりました。
 そこで、ある青年と出会います。後に親友になる彼との分かち合いが、召し出しの切っ掛けになりました。日曜の礼拝の後、よく喫茶店に行っては、「イエス・キリストに人生を賭けたいな」という熱い思いを良く語り合っていました。その後、私はプロテスタントの東京神学大学(東神大)という神学校に入学しますが、1年で退学することになります。未だその頃は神学生という自覚よりも、普通の大学生として振舞っていました。何より大きな出来事は、初めてのクリスマス礼拝の時に、初めて聖餐式――カトリック教会の典礼で言えば、感謝の祭儀――に与ったとき、私は凄く感動を覚え、背筋に電気が走る体験をします。それは、まさにヨハネ福音書に書いてある光景を、そのとき、主と共に与っている体験をしたのです。この体験が私の信仰生活に大いなる疑問を抱かせることになります。なぜなら、プロテスタント教会の聖餐式でのパンとぶどう酒は、キリストの体と血のシンボルでしかないからです。そんなわけで、プロテスタント教会から、カトリック教会と移ることになりました。家から一番交通の便利な麹町教会に足を運ぶことにし、7年間ミサだけ欠かさずに出席しました。この7年間の終わり2年間、ヨンパルト神父様の要理教室に通い、84年のクリスマスにカトリックの洗礼を受けました。
 実生活の面では、東神大を辞めてから、フリーターを3年経て、杉並郵便局で約15年勤めます。集配課に4年、貯金外務に約10年奉職いたしました。お客様との関わりの中で、お得意様になればなるほど、生と死にかかわる話まで及び人生相談のようなことをしていました。結構、営業成績の結果が出ていましたので、よく働き、よく遊んでおりました。誤解を招くといけませんので、正確に云えば、休暇消化率100%といったほうが良いでしょう。また、私は霊名をイグナチオ・デ・ロヨラにしたもので、聖人の『霊操』という黙想の方法に凝りだします。約10年位この霊操を修道者のように毎年8日間行っていました。中でも凝りに凝ったのが、門脇神父の坐禅による霊操でした。霊操は元来1ヶ月間行われるものです。幸運にも、94年の夏に1ヶ月間の霊操に行くことが出来ました。1ヶ月もの有給休暇が、不思議に取れてしまい行ったのです。初めはほとんど諦めていましたが、本当に不思議に休暇が取れたのでした。この霊操を切っ掛けに、修道者の道に行きたいという望みを抱き、修道者志願として修道会の修練院に入りました。
 ところが、召し出しの道はこれまた不思議なことで、1年7ヶ月で修道会を辞めることになります。教区司祭の神父様たちとの出会いがあり、長上の導きのうちに、これまた霊操の中で、教区司祭の道へ行くことに変更し、退会しました。しかし、何と、直ぐに教区の神学生になれるのかと思いきや、そう簡単なものではなく、また一からの遣り直しでした。つまり、志願者として教区に申し出て、面接をして、初めて教区に受けいれられてから、神学校の入試という道のりでした。そんな訳で、98年教区志願者として、出身教会を八王子教会にして志願します。教区が受け入れてくださる間、幸運にも、八王子教会で、受付の仕事が与えられ、1年働かせて頂きます。翌年の99年東京カトリック神学院に入学が許され、6年の神学校生活と、1年間の研修期を多摩西宣教協力体へ派遣され、今年司祭叙階の恵みを授かりました。
私の初心貫徹にいたる時間は、なんと約30年もの歳月を経て、主キリストに人生を賭ける生活へと辿り着きました。その間、多くの方々との出会いの中で、その背後に神様が導かれていたことを多々体験しました。神父としてのスタートも、目黒教会であり、私にとってゆかりのあるところでありました。また、主任司祭は以前豊島教会でお世話頂きましたレオ師であったり、かつ、宣教協力体では、推薦状を書いてくださった麻布の藤井師、それに高輪の古川師は、最初の養成担当司祭として神学生のときにお世話になった方々で、一番よく知っている諸先輩の司祭団の中での赴任になった次第です。
 最後に、私の趣味ですが、いろいろありますがスポーツ一般です。現在はテニス、パラグライダー、ダイビング、ゴルフと道楽ものです。ある程度のところまでは上達しますが、3流程度のスポーツマンというところです。何せ、食いしん坊で、太るタイプで、今ではれっきとした中年太りになり、生活習慣病予防のためにも定期的なスポーツをしたいなと思いますので、皆様のお誘いをお待ちしております。遊びを通しての宣教、司牧は得意中の得意と思っておりますが・・・・・・・。教区司祭の霊性は、弱さの霊性とも云われます。人生折り返し点を過ぎた者として、神のみ前に欠点・至らなさ・弱さを誤魔化さずに、素直に差し出し、神の道具として歩み続けて行きたいと思います。そして、皆様と共に神のみ旨に叶う歩みが出来ますように、失敗を恐れず、神のみ旨を識別しながら、神と人々への奉仕を歩んで生きたいと思いますので、どうぞ、これからよろしくお願いいたします。
助任司祭   渡辺 泰男   

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今月の予定


  献堂記念日  5月 3日(水)
 当教会の記念日です。
  献堂50周年記念ミサ  5月 7日(日)
  10時、ベネディクト会の司祭と共に感謝のミサを捧げます。ミサ後、アンセルモホールでささやかなパーティーを行います。皆様ご参加ください。
  一粒会献金  5月 7日(日)
 今月は7日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金と致します。ご協力ください。
  世界広報の日  5月21日(日)
 イエスは「全世界に行って、すべての造られたものに福音をのべ伝えなさい」(マルコ16・15)とお命じになりました。福音を宣教することは、わたしたちの使命です。世界広報の日は新聞、雑誌、テレビ、映画などの広報機関を用いて行う宣教について、教会全体として考え、反省し、祈り、犠牲をささげ、献金する日です。
「世界広報の日」は、第2バチカン公会議で定められ、1967年以来、毎年、特別のテーマが決められ、教皇メッセージが出されています。
    
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ご報告

 
  ご報告
 四旬節愛の献金210,177円は4月18日、聖地への献金132,136円は4月25日大司教館へ送金いたしました。
ご協力ありがとうございました。
イースターパーティー報告
 4月16日10時のミサ後アンセルモホールで約200名が参加、席上受洗者とこの一年間の転入者の紹介が行われた。パーティー担当は第2、第5地区。また目黒学園カルチャースクールよりお祝いをいただいた。
林神父様ありがとうございました
渡邉神父様よろしくお願いします
 4月23日両神父の歓送迎会が盛大におこなわれた。 まず10時のミサが両神父により捧げられた。このミサはフォークミサでおこなわれ、中高生会が高輪・麻布両教会の友達とともに素晴しい演奏と先唱を披露、さいごに林神父自身もギターをもち、聖堂全体が一体となって「アーメン・ハレルヤ」で復活節を祝った。そのあと場所をアンセルもホールに移し、レオ神父の挨拶のもと、林神父の今後のご活躍と、渡邉神父のこれからのご指導を願って乾杯。
 なお林神父は午後5時のミサも司式され、みなの拍手のうちにこれで当教会での任務は終られたが、引き続き東京教区の司祭としておられるので、またお世話になることもありえる。 
 林神父様、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

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その他

  移動図書サービス始めます
 昨年7月にオープンしたアンセルモサロンも、皆様のご協力により多くの方々にご利用頂いております。5月からコーヒーサンデーの会場で移動図書サービスを始めます。こちらもぜひご利用ください。  
図書グループ   
初聖体
 6月18日(日:キリストの聖体の日) 10時のミサの中で子どもたちの初聖体を予定しています。
港・品川宣教協力体合同堅信式
 今年の堅信式は6月25日(日)午前10時岡田大司教の司式で目黒教会で行われます。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 14名 転入 3名
結婚 転出 1名
帰天 1名   住所・その他変更 4件
詳細は、お知らせ5月号(印刷版)をご覧ください



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