11月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 お墓参り
 道路からそれて車を乗り入れると、急にすべてのものが、より静かで落ち着いた感じになります。まだ建物に囲まれていても、しばらくの間、東京の外へ出たように感じます。府中カトリック墓地には特別な雰囲気があって、私はそこを訪れるのが好きです。
 その墓地は、それほど広くなく、入口から全体を見渡すことができるほどです。それでも、通路に沿って歩きまわると知らない間に一時間が過ぎてしまいます。私の聖コロンバン宣教会のまとまったお墓がありますので、そこを訪れるときは先輩司祭たちに挨拶することから始めます。私は墓石の汚れを拭きはらって、新鮮な花をいけます。それから墓地の中を歩きまわります。豊島教会、メルセス修道会、パリ外国宣教会、遠藤周作などと、ほかにもたくさん。
 いろいろな修道会や教会がみんなオリジナルなデザインのお墓をもっておられるので、歩き回るのが面白くなります。しかし、面白いデザインのことよりも、私はひとつの大きな家族に囲まれているように感じます。この方たちに一度も会ったことがなくても、私たちは同じ信仰、同じ希望を共有しているのです。復活を信じるならば、また、これらの方々が、なおも私と一致しておられることを私は信じるのです。
 歩きまわっているうちに、長い間考えたことのなかった人々や場所の記憶がよみがえってきます。墓地を訪れることは、ただ気ぜわしい東京から一歩出ることだけではなく、気ぜわしい現在から少し離れて、過去――想い出だけではなく、個人的には知らなかった過去――を散歩することなのです。私が生まれる前に亡くなった人たちであっても、彼らの墓の前にたたずんで、彼らのためにと言うより彼らと一緒に祈りを唱えることができます。
 年に二、三度しか府中墓地を訪問しないので、行く時に私は季節の移り変わりに特に気付きます。「この前来た時は夏でとても暑かったのに、今は木の葉の色が変わり始めている」と。このような考えが、すぐに心に浮かんで、時が過ぎることに気付かせてくれます。そこでは、季節の変化はもっとリアルに見えます。春の花はより明るく、秋の色はより赤く、冬の裸の木々はより悲しげに。
この人たちと私は一致しているので、神の創造(のみわざ)にも一致しており、それで変わり行く季節の一部でもあるのです。
 11月は、カトリックでは亡くなった方々のことを思い出して彼らの生涯について感謝する時です。それは、日常から踏み出て亡くなった方々と一致し、彼らをとおして神により近づくための時です。彼らは神の現存の中に入っておられ、私たちが彼らのために祈るとき、彼らは今日ここで私たちのために祈っているのです。過去と未来の両方が、神の現存に一致させられるのです。
 
 聖母ホームのお墓にはマリア様の大きなご像があります。そのマリア像は、そのまわりにいるすべての人たちのために祈っておられ、私はそのマリア様に祈りで一致することが好きです。
   今も、死を迎える時も、死後も 祈ってください。アーメン。
主任司祭   レオ・シューマカ   

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今月の予定


  諸聖人の祭日 11月 1日(火)
死者の日 11月 2日(水)
 当教会の「物故者追悼ミサ」は11月6日(日)10時のミサで、この一年間に亡くなられた方々と、故人となられた皆様のご家族、ご友人を記念して目黒教会共同体全体で特別に祈ります。また、ミサに引き続き、ご遺骨が納骨堂に安置されておられる方々のために、納骨堂で祈りを捧げます。
  ニール神父追悼ミサ 11月 3日(木)
 9:00〜 小聖堂にて キーラン神父司式
一粒会献金 11月 6日(日)
 今月は6日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
講演会 11月 6日(日)
 10時ミサ後アンセルモホールにて、シスター中村(聖心侍女修道会)による「東ティモール・バザルテテ教会建設資金募金のための報告会」を行います。皆様ご参加下さい。
東京教区合同追悼ミサ 11月 6日(日)
午後2時より
場所:@カトリック府中墓地聖堂(岡田武夫大司教 司式)
Aカトリック五日市霊園(雨天の場合、あきるの教会聖堂)
    (幸田和生司教 司式)
B東京カテドラル聖マリア大聖堂
    (チェレスティーノ事務局長 司式)
※自動車でのお出かけはご遠慮ください。
七 五 三 11月13日(日)
 10時のミサで、七五三を迎える子どもたちとミサに参加する子ども全員に祝福をいただきます。七五三を迎えるお子さまには下記の範囲の方々に往復葉書でご案内しました。違う数え方で該当する方がありましたら、事務所にお申し出ください。準備の都合上、ご連絡は早めにお願いいたします。
  ・7才 : 1997年11月14日 から 1998年12月31日 までに生まれた方
  ・5才 : 1999年11月14日 から 2000年12月31日 までに生まれた方
  ・3才 : 2001年11月14日 から 2002年12月31日 までに生まれた方
病者の塗油 11月20日(日)
 「人生の実りを祝う会」で受けられなかった方は10時のミサ後小聖堂へおいで下さい。
ミャンマーデー 11月20日(日)
 この日の祈りと献金はミャンマーの神学生養成に使われます。
半 日 黙 想 会 11月20日(日)
テーマ:聖体の年
指導:平野哲也神父(聖アウグスチノ修道会)
日時:11月27日(日)待降節第一主日
         プ ロ グ ラ ム
10:00 ミサ
11:30 第一講話(アンセルモホール)
12:15 昼食 個別のゆるしの秘跡
13:30 第二講話(アンセルモホール)
14:30 聖体礼拝(聖堂)
*主のご降誕を迎える準備としてご参加ください
*昼食にランチサンデーもご利用ください
    
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ご報告

 
  ご報告
 世界難民移住移動者の日の献金197,505円は10月11日、大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

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その他

  図書グループより
■アンセルモサロンに入った新刊書の紹介
「神の発見」 五木寛之=著 森一弘=対話者 平凡社 発行
森一弘カトリック司教と仏教徒の作家五木寛之の対談集。五木の問いかける色々の質問に司教が答えつつ、それぞれの該博な知識を繰広げて私たちの目を開いてくれる。キリスト教を知らない人にとってばかりでなく、キリスト信者にとっても信仰を理解し、深める沢山の材料を提供してくれる。簡単な疑問に答えているようで、さらに深い問題について考えるように招いてくれる。誰にでもお勧めできる信仰の手引きとなるだろう。
「現代親子辞典」(ドン・ボスコの教育法による家庭教育)フェッレーロ・ブルキアーノ著ロロピアーナ・アキレ訳 ドン・ボスコ社 発行
青少年教育のためにサレジオ会を創立したドン・ボスコの教育理念を現代の家庭生活に応用しながら、子供の家庭での教育の基本を具体的に語る。驚くほど私たちの日常生活に切実に当てはまるので、まるで自分に語られているかのように心に響いてくる。親必読の書。
「イエスさまのものがたり」ロイス・ロック文 アンソニー・ルイス絵 長島 潤訳 いのちのことば社 発行
イエス・キリストの生涯と大切な教えが聖書に従って、子供に分かりやすい平易な言葉で語られている。訳文もこなれていて全部ルビつきの漢字なので小学校4・5年生なら一人で読める。絵入りなので、アニメに慣れた子供には取り付きやすいのではないだろうか。一冊でイエス様の生涯と教えが簡単にまとめられている。
■ブックセール 11月20日(日)10時のミサ後女子パウロ会に
よる書籍・カードなどの販売を行います。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 2名 転入 2名
結婚 転出
帰天 1名   住所・その他変更 4件
詳細は、お知らせ11月号(印刷版)をご覧ください



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