10月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 「荒れ野」を旅して―ワールドユースディ・ケルン大会

 ワールドユースディ・ケルン大会(世界青年大会)が終り、飛行機も落ちることなく日本に戻って早一ヶ月が過ぎましたが、「あの大会は、自分にとって何だったのか、どんな意味があったのか」、ここで振り返ってみたいと思うのです。
 私は日本巡礼団事務局の一人としてケルン大会に参加しました。九人の事務局員は約一年半かけて、巡礼する青年たちが安全に、そして多くの「糧」をこの旅で得ることができるように、(自分たちの力の範囲ではありますが)一生懸命準備してきました。そして八月九日、ついにヨーロッパへ向けて出発。ドイツでの本大会の前に、日本の巡礼団はルクセンブルグ国で一週間のホームステイを体験。私自身、優しいご家族のお世話になり、毎日ビールも頂き、文字通り「薔薇色」の日々を送りました。その余韻に浸りつつ本大会のため、八月十五日ドイツに入りますと、予想以上の環境に愕然としました。まあ宿泊先での寝袋生活やシャワーのない環境はともかく、支給されるはずの食事が支給されない、電車に乗るために並んで待っていれば、「もうこの路線は動きません」のアナウンス。計画も何もあったものではありません。
 勿論日本で立てた計画が、全て予定通りに行われるだろうとは思いませんでしたが、ここまでスケジュール通りに行かないとも思っていませんでした。日々のスケジュールは、多少の遅れも考慮してある程度幅を持たせていましたが、「ある程度」では収まらない遅れの前に、怒るよりも呆然としながらの毎日でした。
 そのような中、私が毎日(コッソリ)黙想していた聖書の箇所があります。それは「イエス様の四十日間の断食」の場面です。イエス様は公生活、福音を告げ知らせる旅に出られる前、荒れ野へ行き四十日四十夜断食されます。そして悪魔の誘惑を受けられたと『福音書』にあります。何故イエス様はあえてこのような場所に身を置かれたのか、それは危険が常に目の前にあり、自分の持つ力だけではどうにもならない状態に自らを追い込むことによって、「本当に頼るべきものは何か、私たちはどなたに仕えるべきなのか」を明らかにするためだったのではないでしょうか。
 「荒れ野」、それは非日常の場所であり、様々な苦しみや誘惑を受ける場所です。しかし同時に「荒れ野」は、「裸の状態」「裸の心」で父である神に向き合うことができる場所でもあるのです。私にとって今回の旅は、正に「荒れ野」の旅でありました。澄まして身に着けていた「よそ行きの服」が見事に剥がされ、「裸の心」で神様と向き合わざるを得ず、しかしそれによって「ただ主に仕えよ」という聖書のことばを、身をもって実感できたと思っています。
 事務局員として行った私も、実に多くの「糧」を得ることができました。祈ってくださった皆様、本当に感謝いたします。…しかし、告白してしまいますと、二十五日成田に降り立った瞬間は、神様や皆様への感謝より、「生きて帰れたー! ヨカッター!」という思いが、先に出てしまいました。イケナイワタシヲオユルシクダサイ…(><)
                                               
助任司祭   林 正人   

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今月の予定


  一粒会献金 10月 2日(日)
 今月は2日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
世界宣教特別献金 10月23日(日)
 キリストを伝えること、宣教は、神の子ども、キリストの弟子となったわたしたち皆に与えられている使命です。この日の献金は、各国からローマに送られ、世界中の宣教地に援助金として送られますが、日本の教会は、いまだに海外から多くの援助を受けています。日本の教会が外国からの支援に頼るのではなく、経済的に恵まれない国々での宣教活動を支援することができるところまで成長するためにもご協力ください。         
  ランチサンデー 10月23日(日)
 いつもご協力頂きましてありがとうございます。今月のランチサンデーは10月23日(日)10時のミサ後に行います。皆様のお越しをお待ちいたしております。
    
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ご報告

 
  人生の実りに感謝する会報告
 9月18日(日)10時のミサで特別の祝福のお祈りがあり、ミサ後人生の実りに感謝するパーティーが行われました。木邨さん、大沼さんがそれぞれスピーチをしてくださり、「ふるさと」、「里の秋」の合唱もあり、一時間あまりのなごやかな集いになりました。担当は第1、第2地区。お手伝い、ご協力くださいました皆様ありがとうございました。

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その他

  「死者の日」・・・・・・11月2日(水)
 当教会の物故者追悼ミサは、11月6日(日)に行います。
 なお、10月16日(日)より、聖堂うしろに用紙を置きますので、皆様の故人となられたご家族、ご友人(受洗されてなくてもかまいません)で祈ってほしい方のお名前を書いて、教会事務所までお持ちください。
  『金曜会』(聖書講読の集まり)
 これ迄、諸事情から、ある方のお宅で集まりを開いてきましたが、このたび、レオ神父様のご承諾を得て、目黒教会の集会室に場所を移し継続させて頂くことになりました。現在、「マタイ福音書」を講読中です。新しくお越し頂ける方をお待ちしております。
  担当:倉持 隆彦
  日時:第1・第3金曜日、午後6時〜7時半
  場所:司祭館1階集会室
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 転入 10名
結婚 1組 転出
帰天 1名   住所・その他変更 3件
詳細は、お知らせ10月号(印刷版)をご覧ください



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