3月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 「帰郷」

 つい先日、郷里へ帰ってまいりました。
 五島行きジェットフォイルの出発まで時間があったので、長崎市内をぶらぶらと歩きました。旧正月の行事の一つなのでしょうか、ランタンフェスティバルが行われていました。商店街には赤や黄色の中国ちょうちんが飾られ、その一画だけ華が咲いたようにあでやかでした。イベント会場の公園には龍やライオンを模した燈ろうがところ狭しと並んでおり、ちょっとした異空間でした。
 唐人屋敷通りには、そうざい店、花屋、八百屋、魚屋、和菓子店などが軒を連ねています。寒風のなか、いずれの店も市場のように店先に品物を並べて売っています。それぞれの店からさまざまな匂いがただよってきます。人の暮らしを感じさせる匂いです。 長崎は早くから外国とのかかわりがあったところです。
 「江戸幕府は、一般の日本人と外国人との交流を避けるため、オランダ人(当初はポルトガル人)の住居を出島、唐人の住居は唐人屋敷を定めました。元禄2年(1689)に中国人の居住地として広さ9千4百坪(約3万6千平方メートル)を区切って、塀や堀
をめぐらし、唐人屋敷ができました。これは密貿易を防止する目的でした。貿易のため渡来した中国商人、船の乗組員がここに住み、屋敷の中には住居はもちろん、天后堂、観音堂等の祠堂が祀られ、店舗もあり、中国人街が形成されました。
 安政の開国後、唐人屋敷はその役目を終えますが、ここから中国の人々は貿易だけでなく、中国文化を日本に伝え、絵画、文学、薬学、医術、宗教などに大きな影響を与えました」(長崎市教育委員会)
 「天后堂」「土神堂」「福建会館」「観音堂」という四つの御堂が旧唐人街にあります。長崎に居住する中国の人々の信仰の拠点です。「天后堂」についての説明書を読むと「元文元年(1736)に建てられ、南京地方の人々が航海の安全を祈願して、航海の神『天后聖母』を祀ったのが起源」となっています。「天后聖母」とはマリアさまのことだろうか?興味がわいたので、早速訪ねてみました。旧唐人屋敷通りのゆるい坂を上がり、広場のようになっているところを右に折れると「天后堂」はありました。二度修復した建物だそうで、赤レンガの壁はむしろ新しさを感じさせます。中に入ると二十畳ほどの広さで、部屋全体がロウソクを立てて祈る場になっていました。ロウソクの色が赤なのはいかにも中国らしいところです。
 さて、マリアさまのご像らしきものでもあるのかと眺めましたが、中央の祭壇に大きなうちわをもった二人の女官にかしずかれるように座っている女性の像がありました。おそらく「天后聖母」の像なのでしょう。マリアさまを中国風にするとこうなるのかなあ、と考えてもみましたが、結局のところ本当のことはわかりませんでした。
 果たして、「天后聖母」とマリアさまは関係あるのか。キリスト教が中国に伝えられたのはいつ頃なのか。こういう時に知識がないというのはつくづく情けないことです。仕方がないので、すぐ近くの新地中華街でチャンポンを食べ港に戻りました。
 帰郷中、年老いて耳の遠くなった父親が告解(ゆるしの秘跡)を受けると言い出しました。我が親の罪の告白を聴きながら、不覚にも涙がこぼれそうになりました。
主任司祭   立花 昌和   

TOPへ


今月の予定


愛の募金  
 四旬節中、愛の実行として行われる募金活動にご協力をお願いします。聖堂入り口の特設献金箱にお入れください。
  一粒会献金  3月 6日(日)
 今月は6日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金と致します。ご協力下さい。
半日黙想会  3月 6日(日)
指導:森 一弘司教(前東京教区補佐司教)
    〜プログラム〜
    10:00 ミ サ(司式と説教)
    11:10 個別のゆるしの秘跡
    12:30 昼 食
    13:30 講 話 
    14:30 ベネディクション
  *昼食は各自でご用意ください。
  四旬節と聖週間の典礼  
3月20日(日)受難の主日 枝の行列(午前10時と12時のミサのなかで)
3月24日(木)  聖木曜日 主の晩さんの夕べのミサ 午後7時
3月25日(金)  聖金曜日 主の受難 午後7時 *大斎・小斎
3月26日(土)  聖土曜日 復活の聖なる徹夜祭 午後7時 洗礼式
3月27日(日)復活の主日 午前10時のミサ後パーティー
    
TOPへ


ご報告

 
  ご報告
 スマトラ沖地震救援募金495,235円は2月1日カリタスジャパンへカトリック児童福祉献金289,668円は14日大司教館へ送金いたしました。
ご協力ありがとうございました。
  「家庭を祝福する祈りの集い」報告
 2月19日(土)あいにくの氷雨の寒さの中、25組のカップルと12名の元気な子供たち(合計62名)が集まり充実した楽しい時を過ごしました。まず聖堂で立花神父司式により、聖歌隊の美しい歌声とともに「家庭を祝福する祈り」を捧げ、記念写真を撮り、続いてホールでゲームとお茶会が賑やかにおこなわれました。ウエディングマーチ付きのケーキカットや、神父様とのジャンケンゲームの勝者への花かごプレゼントなど盛りだくさんのプログラムで、最後に結婚式でうたった「ごらんよ空の鳥」の合唱で笑顔のうちに閉会しました。毎年大きくなる子供たちは、祭壇からお借りしたホットカーペットの上におもちゃをひろげ、「帰らない!」と言うほどの人気でした。今年は、企画の段階から4組の挙式者夫妻が参加、又当日は「宣教協力体」の麻布教会からの見学者もみえました。反省会では「記念写真と共にバザーの案内をおくること、1年目の結婚記念日に教会からカードをだすこと」など、ほとんどが未信者の挙式者の方達と心を繋ぐ案がいろいろ話し合われました。「結婚記念日、子供の誕生日、そして祈りの集いが生活をみなおす大切な機会です」と言う参加者からの嬉しいお便りに励まされ、来年に向け企画をすすめたいと思います。

TOPへ


その他

港・品川宣教協力体合同堅信式
 今年の堅信式は5月22日(三位一体の主日)、午前9時半より岡田大司教の司式で麻布教会で行われます。該当者にはすでにご案内と申し込み用紙を送付しましたが、その他の方で受堅希望者は聖堂うしろに置きました用紙を利用して3月31日までに申し込みください。
初聖体
 10時のミサの中で子どもたちの初聖体を予定しています。すでに該当者にはご案内状を送付しましたが、その他の方で初聖体を希望なさる方は教会事務所にいらしたください。申し込み〆切は3月20日です。
こんな講座もやっています
 以下のような講座を開講しております。興味のある方はどうぞご参加ください。括弧内は世話役です。なお、4月より開催日時が変更になることがあるかもしれません。世話役にお尋ねください。
マルコの会/マルコ福音書の通読とわかちあい
       毎月第2金曜日 午後6時半(海口智子)
エマオへの会/掲示板の掲げるみ言葉の選定とわかちあい
       毎月第3金曜日 午後7時(河内裕子)
木の花会/キリスト教信仰を深めるための学び
       毎月第4金曜日 午後7半(浅野誠也)
旧約聖書を読む会/旧約聖書の通読とわかちあい
       毎月第1、3土曜日 午前10時半(稲葉正宏)
  バザー委員会からのお知らせと、お願い
 今年も恒例のバザーを6月5日(日)に開催致します。
今年は「貧困に苦しむアジアの子供たちに援助の手を」をバザーの目的と致しました。教会のバザーは信徒の皆様全員が参加して行う事が一番の目的と思います。各地区、活動グループの有志の方々が行うフリーマーケットがバザーの中心になります。皆様ふるってご参加ください。バザー委員会では皆様からのご提案、ご意見をお待ちしております。
バザー委員会 委員長:森田茂材、副委員長:巌谷由枝、
          委員:志立敬三、吉田道一、小野多美子、
              鈴木澄江、岩佐達樹、手塚容子
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 転入 1名
結婚 転出 4名
帰天   住所・その他変更 2件
詳細は、お知らせ3月号(印刷版)をご覧ください



このぺージTOPへ
各号へジャンプします
2005年 1月号 2月号
2004年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2003年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2002年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2001年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2000年 10月号 11月号 12月号