1月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 「種を植える…」

 今年のノーベル平和賞は、いつもと全く違う人に授与されました。その受賞者は政治家でも外交官でもありませんでした。平和賞はワンガリ・マータイという名前のケニヤの女性に授与されました。その上、彼女は木を植えたことで受賞したのです。
 先週、テレビのインタビューで、ワンガリ・マータイさんは、どのようにして植林にかかわることになり、また、その結果、平和賞を受賞することになったかを説明しました。マータイさんは幼い頃、彼女の国がどんなに緑色で肥沃だったかを思い出していました。しかし、その地域の人口が増加するにつれて、木々は切り倒され、土地利用が過剰になり、環境に負担がかかるようになっていたのです。その状況についてマータイさんが村の女性たちと話し合ったところ、何よりも必要なのは清潔な水と薪と少しの収入であるということでした。それが、マータイさんが植林キャンペーンを始めるきっかけとなりました。一本の木は薪を提供し、果実や木の実からの収入をもたらし、生活の場に水を取り戻すことに役立ちます。木がなければ土地は干上がり、泉は枯渇します。木陰では、水が地表に上がってきて、泉が流れ出すでしょう。25年間マータイさんは「グリーンベルト運動」を推進し、ケニヤで3千万本以上の木が植えられました。村人たちは、木々の手入れをし環境を整えることについて学ぶにつれ、自分たちの村をよくすることも考えるようになりました。その「グリーンベルト運動」はケニヤにおいて民主主義を主張することにつながり、最近の選挙でも活発に運動するようになりました。女性たちは、村に木を植えることで自分たちの生活を変えることが出来ることを知りました。このことで、彼女たちは力をつける新しい感覚を身につけ、そのことによって世の中の新しい見方を学んだのです。一本の木を植えることは偉大なことのはじまりになることが出来るのです。
 このクリスマスの季節に、私たちはベトレヘムの小さな村での一人の子どもの誕生を祝います。一人の人間は世の中に対して、どんな変化をもたらすことが出来るでしょうか?何も出来ないかも知れないし、また何でも出来るかも知れません。イエスは木を植えることはなさいませんでしたが、人々の心に種を植えることをなさいました。たとえ話を通してイエスは、人々が自分自身とそれぞれの人生の見方を変えるよう助けてくださいました。たとえ話の種は人々の心の中で成長するでしょう。人々は、他の人をゆるすことが出来ること、神が一人ひとりを心にかけてくださること、自分の中に新しいいのちを持つことが出来ることを理解するようになるでしょう。ときどき、その種は死んでしまうでしょう。しかし、何年もかかっても、さらに多くの種が育つでしょう。種が成長するにつれて私たちは変ります。それから、その種は、実を結ぶにつれて私たちの周りの人たちに確かな影響を与えます。このようにして、私たちの環境、私たちの社会は変化するでしょう。イエスによって植えられた種は、私たちと私たちの世の中の見方を変えるでしょう。それは偉大なことの始まりである可能性があります。来年、どの種が育つように手を貸すべきか検討しましょう。庭と心の中、両方の種について。
 どうすれば、この世の中を、よりグリーンで幸せにすることが出来るでしょうか?
助任司祭   レオ・シューマカ   

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今月の予定


元旦ミサ  1月 1日(土)
 神の聖母マリア・世界平和の日
 午前0時、午前11時(日本語・英語共通)
ミサ後アンセルモホールでお屠蘇をどうぞ。
一粒会献金  1月 2日(日)
 今月は2日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金と致します。ご協力下さい。
  新年会  1月 2日(日)
 10時のミサ後、新年会をアンセルモホールで行います。
皆様お誘い合わせの上、多数ご参加下さい。
(パーティー担当は第1地区、第2地区)
新成人の祝福  1月 2日(日)
 10時のミサで新成人の祝福が行われます。
 1984年4月2日から1985年4月1日までに生まれた方々にはすでに往復はがきでご案内いたしましたが、もし別の数え方で該当する方がおられましたら、遠慮なく教会事務所に申し出て、ご参加下さい。ご連絡は早めにお願いいたします。
  地区集会  1月23日(日)
 1月23日(日)10時のミサ後第4地区集会を集会室(1)にて開きます。第4地区の方はご出席ください。
  信徒総会  1月30日(日)
10時のミサ後、信徒総会を行います。
 2004年度の活動報告、決算報告 および
 2005年度新委員の承認、予算の承認等を行います。皆様どうぞご参加ください。
  カトリック児童福祉の日  1月30日(日)
 子供たちが使徒職に目覚め、思いやりのある人間に成長することを目的として制定されました。子供たちが自分たちの幸せだけでなく世界中の子供たちの幸せを願い、そのために祈り、犠牲や献金をささげます。子供たちが毎日のおやつや買いたいものなどを我慢して貯めたおこづかいの中から献金することが勧められています。ご協力ください。
    
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ご報告

 
  半日黙想会のご報告
 12月5日(日)10時のミサから15時まで、東京教区の吉池好高神父の指導のもと、主の降誕を迎える準備として、半日黙想会が行われた。ミサ・ゆるしの秘跡の後、13時半から講話があり、「何回クリスマスをお祝いしても、私たちの現実のあり様はかわらない。そんな私たちを神は堪え忍び、神の慰めの具現としてイエス・キリストを使わして、希望を持たせてくださった」というまさに待降節にふさわしいお話を伺った。最後にベネディクションを捧げ終了、参加人数は約50名であった。
  ご報告
 ミャンマー教会のための献金222,328円は12月7日、大司教館へ、新潟県中越地震緊急募金500,000円はカリタスジャパンへそれぞれ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

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その他

事務所からのお願い
12月30日(木)から1月7日(金)まで 事務所は休みとなります。各種手続きは1月8日以降にお願いします。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 転入
結婚 1組 転出
帰天 1名   住所・その他変更 5件
詳細は、お知らせ1月号(印刷版)をご覧ください



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