1月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 クリスマス <イエスの貧しさと豊かさを仰ぐ>

        冷えたビールは むかしみんなの憧れだった
        わずか二十年前 好きなときに好きなだけ取り出せて
        うんと冷えたの ぐいっとやれたら
        さぞかしそれは天国だろう
        気づいたら いつのまにやら現実で
        朝っぱらから飲むひともあり
        春夏秋冬 どの家にも 冷えたビールの何本かが眠り
        路上でさえ難なくカタリと手に入る
        だが ああ 天国! おお 甘露!   
        しみじみ呻く者はいず さほど幸せにもなれなかった

        不老長寿も憧れだった
        いにしえより薬草をもとめ
        仙人ともなり錬金術にうつつを抜かし
        人智を結集 追い求めたものが 身をよじるように焦がれたものが
        今や現実 平均寿命八十歳になんなんとする
        助けて!

        手に入れた玉手箱の実態に愕然
        みんなやれやれと深い溜息
        互いに顔を見合わせて
        こんなはずじゃなかったな
                   (「冷えたビール」茨木のり子詩集『寸志』より)

 物やお金さえあれば幸せになれると思い込まされ踊らされ、多くの日本人が一所懸命に働いて、ようやく手に入れた贅沢や便利さ、果して、そのなかに本当の幸せなんかなかった。そして、かけがえのないものを失ってしまったことに気がついた。
 あの夜、幼子の両親は泊まるところが見つからず、生まれてきた赤ん坊は「飼い葉桶」に寝かされた。神の命は貧しく粗末なところに生まれてきたのだと聖書は語る。みすぼらしい姿で生まれ、貧しく生き、惨めに死んでいったイエス。しかし、彼がその生涯をとおしてわたしたちに見せてくれたのは本物の幸せ、命の豊かさであり輝きであった。
 仮初(かりそ)めの豊かさのなかで、捨ててきてしまったかつての温かな人間関係を、取り戻せない清らかな自然を想って嘆く。この貧しさのなかからイエスの貧しさを憧れの眼差しをもって仰ぐ。神に信頼するしか手だてのない「貧しい」生き方のなんと眩しいことか。
主任司祭    立花 昌和  

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今月の予定


  元旦のミサ  1月 1日(木)
 神の母聖マリア・世界平和の日
午前0時(日本語)、午前11時(日本語・英語共通)
 ミサ後アンセルモホールでお屠蘇をどうぞ。
  一粒会献金  1月 4日(日)
 今月は4日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
  新成人の祝福  1月11日(日)
 1月11日(日)10時のミサで新成人の祝福が行われます。
 1983年4月2日から1984年4月1日までに生まれた方々にはすでに往復はがきでご案内しましたが、もしほかに該当する方がおられましたら、教会事務所に申し出て、ご参加ください。ご連絡は早めにお願いいたします。
  新年会  1月11日(日)
 10時のミサ後、新年会をアンセルモホールで行います。
皆様お誘い合わせの上、多数ご参加ください。
 (パーティー担当は第3、4地区)
  信徒総会  1月25日(日)
 1月25日 10時のミサ後、信徒総会を行います。
 2003年度の活動報告、決算報告および2004年度新委員の承認、予算の承認等を 行います。皆様どうぞご参加ください。
  カトリック児童福祉の日  1月25日(日)
 子供たちが使徒職に目覚め、思いやりのある人間に成長することを目的として制定されました。子供たちが自分たちの幸せだけでなく世界中の子供たちの幸せを願い、そのために祈り、犠牲や献金をささげます。子供たちが毎日のおやつや買いたいものなどを我慢して貯めたおこづかいの中から献金することが勧められています。ご協力ください。
    
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ご報告

 
  ご報告
 ミャンマーの教会のための献金101,454円は12月8日、宣教地司祭育成献金231,992円は12月16日に、それぞれ大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

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その他

  事務所からのお願い
12月28日(日)から1月5日(月)まで 事務所は休みます。各種手続きは1月6日以降にお願いします。
  堅信式 2月1日(日)高輪教会
 東京教区では宣教協力体という新しい協力態勢が動きだしました。目黒教会は麻布、高輪、フランシスカン・チャペルセンターとさまざまな形で協力を深めていこうとしています。
 そのような流れのなかで今後、堅信式は3つの教会(目黒、麻布、高輪)の持ち回りで合同の形で行われることになりました。2004年は2月1日(日)高輪教会で行われ、目黒教会所属の信徒で堅信を希望する人もそこで受けていただくことになります。該当する方々には、すでにご案内と申し込み用紙を発送しました。申し込みの締め切りは12月末日です。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。
  半日黙想会の報告
 12月7日、東京カトリック神学院・ガリラヤの家の松浦信行神父様を講師にお迎えして半日黙想会が行われました。10時のミサのあと、ゆるしの秘跡、1時30分から講話、2時40分から聖堂で「しめくくりの祈り」が行われ3時すぎに終了しました。講話の要約は次の通りです。
 神が人間となって生まれてくださった事実によって、神から見た歴史が作り出され、弱い者が強い者に影響を与えるという
「強者・弱者の逆転」が行われた。それは神の出来事でありながら人間一人一人にとっての出来事であって、単に2000年前に起きた出来事ではない。この新しく生まれた‘いのち’は幼な子から大人への成長段階で出来ることを確認しながら成長していくが、その過程でいのちを清めてくださるのである。イエスの誕生を機に私たち自身の知らない力が生まれる。そのことを
心にとめながら待降節を過ごしてクリスマスを迎えよう。

受洗 5名 転入 1名
結婚 1組 転出
帰天   住所・その他変更
詳細は、お知らせ1月号(印刷版)をご覧ください



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