11月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 諸聖人の月

 10月19日にマザー・テレサが列福され、このことは国際ニュースのトップ記事になりました。もちろんマザー・テレサは、カルカッタの貧しい人たちを助けることに献身したこととノーベル平和賞を受賞したことでよく知られている人物です。ニュースの記事は彼女の生涯についてたくさん語っていましたが、教会で聖人と認められた経緯について非常に興味を示していました。聖人を認定する正式なプロセスはカトリック教会だけが例外的に行うことです。それは複雑なプロセスで、一人の人の生涯とその動機づけが何であるかを調べます。それは教会が他人について判断する神の役割を肩代わりするかのように見えるかもしれません。しかし、教会は一人の人の生涯にインスピレーションを探し求め、それが他の人たちにとってのインスピレーションと成り得るかどうかを調べるのです。
 11月は諸聖人の祝日から始まって2日はすべての死者の日を記念する日です。それで11月は亡くなったすべての人に捧げられています。私たちは自分の家族や友人、私たちの生活において、また信仰において助けてくれた人たちを思い出します。それで11月はカトリックのお盆であり、諸聖人の月です。
 聖人は特別な人たちではありません。彼らは特別な生涯を送った普通の人たちです。彼らは私たちに、信仰の一生を送ることがどういうことであるかを示す例です。
 非常に多様な聖人がいることが示すように、弟子であることはワンパターンではありません。或る聖人は偉大な活動家であり、或る聖人は入会した修道院から一度も外に出たことがありませんでした。世界中に知られている聖人もいれば、一つの村でだけ知られている聖人もいます。はじめからよく生きた聖人もいれば、生涯の終わりになって神のほうに向いた聖人もいます。一人一人の聖人が、或る場所で或る時代に生まれ、その時代と場所の条件に従って信仰を生き抜いたのです。すべての聖人が、ずっと昔に生きていたと考えることは簡単です。しかし、最近ローマで行われる列聖式は、今の時代に生きている聖人がいることを私たちに気づかせてくれます。私たちの中に、福音の要求を第一にした真のイエスの弟子である人たちがいます。もちろん、これらの人たちの多くは決して教会から正式な聖人と認められることはありません。しかし、きっと私たち一人一人に聖人のようだと思われる人がいるでしょう。教会は、すべての聖人がだれであるかを見つけることは到底出来ません。
 教会は、どの信徒が信仰において私たちを鼓舞し、信仰を今日の生活の中でより現実的にすることが出来るかを決めるのです。私たちは、聖人たちの生涯をイエスの弟子としての旅路における励ましとして使うべきなのです。
 聖アンセルモは千年ぐらい前に日本とは全く違う世界で生きた人です。彼は中世の激しい困難な時代に生きました。彼はイタリアで生まれ、フランスでベネディクト会に入会し、イギリスで司教になりました。司教になった後、国王と度々論争して二度イギリスから流刑にされました。国際的な人物で、偉大な学者であり、すべての人の正義のために一生懸命働きました。彼は王を説得してイギリスから奴隷制度を追放させました。私は、聖アンセルモが目黒教会の守護の聖人であることをきっと誇りに思っておられると思います。目黒教会には国際的な小教区共同体があり、20以上の国の人々が毎週日曜日に祈るために集まります。私たちは偉大な学者でなくても聖書を勉強して信仰において成長する方法を探し求めています。またCTICは教区に属する事務所を使って、社会の弱い立場にある人々のための仕事を手伝っています。
 聖人は私たち自身の信仰について考えることを助け、よりよい信仰者になるよう鼓舞します。アンセルモの伝記を読むと、彼が外国で働くことが出来たこと、そして迫害されていた時でさえ勉強と書くことを続けたことがわかります。私は、勉強すること、特に聖書を勉強することにもっと時間をかけるべきだと思っています。しかし、私には一つ疑問に思っていることがあります。聖アンセルモがイタリアで生まれ、フランスで学び、イギリスで働いたのなら、彼はワールドカップで、どのチームを応援するのでしょうか?
助任司祭    レオ・シューマカ  

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今月の予定


  諸聖人の祭日 11月 1日(土)
  「死者の日」 11月 2日(日)
 当教会の「物故者追悼ミサ」は10:00。ミサで、この一年間に亡くなられた方々と、故人となられた皆様のご家族、ご友人を記念して目黒教会共同体全体で特別に祈ります。また、ミサに引き続き、ご遺骨が納骨堂に安置されておられる方々のために、納骨堂で祈りを捧げます。今年から、この一年間に亡くなられた方々の遺影を置いて、お名前を呼ぶことはいたしませんので、ご了承ください。
  一粒会献金 11月 2日(日)
 ミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。
  納骨堂維持会総会 11月 2日(日)
 10時ミサ後の納骨堂での物故者拝礼後、をアンセルモホールで定例の総会開催します。会員の皆様のご出席をお願いいたします。
  七 五 三 11月 9日(日)
10時のミサで、七五三を迎える子どもたちとミサに参加する子ども全員に祝福をいただきます。七五三を迎えるお子さまには下記の範囲の方々に往復葉書でご案内しました。違う数え方で該当する方がありましたら、事務所にお申し出ください。準備の都合上、ご連絡は早めにお願いいたします。
  ・7才 : 1995年11月16日 から 1996年12月31日 までに生まれた方
  ・5才 : 1997年11月16日 から 1998年12月31日 までに生まれた方
  ・3才 : 1999年11月16日 から 2000年12月31日 までに生まれた方
  ミャンマーデー 11月16日(日)
 この日の祈りと献金はミャンマーの神学生養成に使われます。
    
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ご報告

 
  ご報告
 世界難民移住移動者の日の献金227,592円は10月7日、大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

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その他

  東京教区合同追悼ミサ 11月2日(日)午後2時より
場所
@東京カテドラル(岡田大司教司式)
Aカトリック府中墓地(チェレスティーノ司教総代理司式)
Bカトリック五日市墓地(小宇佐敬二師司式)
※自動車でのお出かけはご遠慮ください。
  聖書週間 11月16日〜11月23日
 神の愛を知り、神の心を受け取るために、わたしたちは新約聖書と旧約聖書を神のことばとして読み、大切にします。「聖書週間」は、すべての人、とくに信徒が、この聖書に「より強い関心を持ち、親しみ、神の心に生きる」ようになるための週間です。
  住所等変更のある方はお知らせください
 信徒名簿を12月に発行する予定です。住所等変更があるがまだ教会に届けていない方は事務所までお知らせください。
  病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 転入 3名
結婚 転出 5名
帰天 2名   住所・その他変更 1件
詳細は、お知らせ11月号(印刷版)をご覧ください



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