8月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 ピオ神父の列聖式に与れた?!
 6月16日、聖ペトロ大聖堂前の広場を埋めつくしなお大通りに流れ出した35万とも50万とも伝えられる大群衆の一員として、列聖式典に参加した。一人の列聖にこれ程の人々が集ったのは史上類がないという。
 それ程多くの人に慕われている聖人について、私も殆ど知らなかった。ただ私が司祭にして頂いた頃には存命中で、手足と脇腹にキリストのような痕を受け、何十年もその激痛に耐えながら、世界中から押しよせる信者達の悩みを聴き、神の赦しを伝えていたということぐらい・・・。
 それなのに、どうしてわざわざローマまで行ったのか?
 それは3年前の四月、紀元2000年の大聖年に向け、改装を急ぐ聖ペトロ大聖堂正面の工事足場の上に高々と彼の巨大な額が掲げられ五月二日に列福式が行われるという。その時は残念ながら参列できなかった。それししても何と魅力あるほほえみだろう?! 私もあんな笑顔がほしい。そのような思いを抱いているうちに、福者ピオ神父は、没後34年足らずの異例の早さで列聖されるという。ちょうど6月5日〜12日には巡礼者のお伴でルルドまで詣ている。その上司祭叙階40周年で半年の休養が頂ける。それならば、永年の宿願であったトリノとフィレンツェを経てローマまで巡礼して列聖式に参加しよう!!早速、教皇庁大使館を通して参加券引換証を入手し、旅行社には交通機関と宿の手配を依頼して、延長旅費13万円を納め旅立った。
 帰路の航空券が16日14時30分ローマ空港発しかとれなかったので、逆算すれば12時には会場を後にしなければならない。それでは教皇と共に舞台上で祭壇を囲む司祭団の一員となるのは無理だ。では途中で退去し易い場所にもぐり込まなければ・・・。
 前夕下調べをした通り、朝6時には宿を発ち、ローマ終着駅の手荷物場所に荷を預け、地下鉄で聖ペトロ広場まで急ぐ。
 式典開始10時というのに、3時間も前から広場に向かう道路はどこも大行列。たちまち広場も手前の大通りも満員。陽気に大声で談笑しながら開始を待つ人々。何と雲一つない青空からは、夏至寸前の太陽がジリジリ照りつけ、気温はグングン昇る。
 9時30分司祭団が入場。続いて司教団も15分前には着席。その頃教皇は熱烈な喚呼の中を白いジープでゆっくりと祭壇へ。高齢と闘病と疲労で痛々しい声で、かなり長文の列聖宣言をもってミサは始まり、説教の中で教皇は、ご自分も若い神父時代、ピオ神父にゆるしの秘跡を受けた想い出を語られたという。
 11時30分、信仰宣言の頃には日陰でも33℃、広場の真中は40度以上にもなっていただろうか・・・卒倒者が相次いで担ぎ出される。消防車がさかんに霧を上空に吹き上げるが、焼石に水。この時を措いては間に合わないと感じたので、クレドを唱いながら退出。ローマでもラテン語聖歌に唱和する者が年々減少しているのは淋しい。地下鉄駅に向かう通路も人人人。途中二カ所の広場には3×4メートル程の巨大テレビが設けられ、大群衆が見入っている。ようやくローマ終着駅で荷物を受け出し、空港行き列車に間に合って、ホッとひろ息ついた途端、ホームから窓を叩く若い男「切符はどこで買えるのか」と英語で問いかける。後方を指差して「あちらに出札所があるよ」と答えても、首をかしげるばかり、ややあって納得したようすで後方に行く。ヤレヤレと席に着くと右に置いた荷物がない。すぐに出口にかけより、ホームに立って見渡すが、どこに消えたやら・・・ 「もう一つの荷物も危ない」と気づいて席に戻ると、列車は動き出す。帰途は盗難被害届の下書き。帰国後、マルコ神父様に翻訳と、ローマ駅・警察にインターネットして頂く。「まあ お金だけ盗って、他は捨てたでしょうね。神父やシスターは、いいカモなんですよ。盗みがわかっても、そう厳しくないから・・・。」そうだろう。だってキリストは命じている。「財布も旅袋も二枚の下着も持っていくな」と。だのに旅袋を二つも持ってたのだから・・・。
 でも残念だ。ピオ神父列聖記念のご絵を、皆さんへのおみやげにと、タップリ買いこんだのに・・・。こんな訳で、おみやげは、はなしだけ。万一ローマから「見つけました。送ります。」となったら、それこそ「ピオ神父の奇跡」だろう。ピオ神父の祝日は9月23日。その日までは祈り続けるつもりだ。
 「人々の苦悩を癒す奉仕者として、聖ピオ神父をお用になった父よ、ほほえみをもって人々の心を癒す働き人として私をもお遣わしください」と。
助任司祭   川村 マ司  

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今月の予定


一粒会献金  8月 4日(日)
 今月は4日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
  地域のふれあい  8月 4日(日)
 8月4日(日)権之助坂商店街主催の「地域のふれあい第19回盆踊り大会とミニライブ」が目黒駅西口前で行われます。地域のふれあいを目指し、当教会も模擬店を出しますので、皆さまお誘い合わせの上お越しください。なお、同商店街は当教会のバザーにご協力くださいました。
■当日、模擬店の手伝いをしてくださる方を募集します。詳しくは小林e-mail:mkobaya@anet.ne.jpまでご連絡ください。
  平和祈願祭に参列しましょう  8月10日(土)
 例年、終戦記念日の前週の土曜日に行われている「平和を願うミサ」が、今年も8月10日に千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催されます。参列の手順は次の通りです。◆午後2時:城南地域、田園調布、碑文谷教会の参加信徒が目黒教会に集合。→3時:目黒の信徒と共に四谷へ向けて出発。→4時:四谷イグナチオ教会に集合し千鳥ヶ淵まで行進。→5時30分:平和祈願祭開式。ミサ、献花、光の行列、平和の祈り。→7時15分終了。 皆様、どうぞご参加ください。
  講演会とパネル展  8月11日(日)
カトリック平和旬間の行事の一つとして講演会の開催をいたします.
日時:8月11日 11:30AM
場所:カトリック目黒教会 アンセルモホール
題目:「アフガニスタンにおける地雷問題およびAARの活動」
講演内容:アフガニスタンの現状、地雷の問題、
       牲者の数、AARの活動内容、Q&A
講師:桑沢悟史氏 「難民を助ける会」(AAR) アフガニスタン地雷事業担当
なお、当日は講演会にあわせ,「地雷ではなく花をください」の絵本をはじめ,グッズを販売しておりますのでお立ちよりください.
  「聖母の被昇天」のミサ    8月15日(木)
 8月15日(木)「聖母の被昇天」のミサは午前10時です。

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ご報告

  ご報告
 聖ペトロ聖座への特別献金218,636円は7月9日大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。 6月2日、キリストの聖体を祝う10時のミサの中で、22人の子どもたちが初聖体のお恵みをいただきました。
  2002年バザー報告
 6月2日は晴天に恵まれ、神様の祝福と、皆様のご協力により、新しい形での最初のバザーが無事行われました。準備・運営にご協力頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
2002年度バザー委員会委員一同
会計報告】
1)収入の部  バザー券売り上げ   802,800円
        寄付金        186,000円
        当日売上金      351,601
        出店料(FM含み)  145,000
        利息               3
        前年繰越し        9,720
        収入合計    1,495,124円
2)支出の部  バザー券発送費等    41,500円
        会場設営・テント代等 262,250
        食堂等材料費     259,881
        賞品代        150,000
        障害保険代金      21,715
        その他諸経費      26,044
        支出合計      761,649円
3)収益金   収益金合計      733,649円
4)収益金の取り扱い 7月度教会委員会の承認を頂き、従来行っている、施設への寄付および教会への献金といたしました。
◆寄付先の施設:ミチル会作業所(目黒区中目黒)、ふれあい作業所(品川区西大井)、ゆたか福祉苑 (千葉県船橋市) 以上。      
2002年バザー会計 福川、猪股、玉蟲

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その他

  週日ミサのお休み
 8月12日(月)〜17日(土)は、午前7時30分のミサは行われません。ご了承ください。
  教会事務所の夏休みについて
 教会事務所は8月10日(土)から8月17日(土)まで夏休みに入ります。種々の手続きは、この期間を除いた日になさってください。この期間中、維持費はミサ中に廻される献金籠の中に入れるか、または主任司祭に直接お手渡しください。よろしくお願いいたします。
  堅信式
 10月20日(年間第29主日) 10時のミサで森司教様をお迎えして堅信式を行います。受堅申込者には、おって準備の講座についてご連絡いたします。
当日ミサ後、受堅者のお祝いと司教様の歓迎パーティーがあります。多数ご参加ください。
  ボランティア募集
●車椅子を押してくださるかた
 教会所属の信徒のかたで、高齢のため主日のミサに来ることができません。車椅子を押してくださるかたがいれば、ミサに来ることができます。10時のミサの送り迎えをしてくださるかたを探してい ます。(毎週ではありません)
●墓参のつきそい(大人2名)
 教会所属の信徒で体が不自由なため、ひとりでは電車に乗ることができません。毎年11月に五日市霊園に墓参に 行っています。一緒に行ってくださるかたを探しています。当日は朝から夕方までかかります。
問い合わせは立花神父までお願いします。
  病人、高齢者への訪問
病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。

受洗 1名 転入 4名
結婚 転出 1名
帰天 1名   住所・その他変更 1件
詳細は、お知らせ8月号(印刷版)をご覧ください



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