6月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば

  「狭い道」

 特定の人種や民族の人たちに対して侮辱したり、暴力や差別をあおる行為、いわゆるヘイトスピーチを規制する法案が先週参議院法務委員会で可決され、正式には「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律」という名前の法律が今国会で成立する見通しだということです。先日、この法律の成立過程にロビーイング活動などを通して間近に関わってこられた日本カトリック難民移住移動者委員会(以下、J-CaRM)の一人の委員の方から、今の複雑な思いをお聞きする機会がありました。
J-CaRMは他の市民団体、弁護士会、野党議員などと協力して、「本邦外出身者」に限らず、あらゆる差別を禁止する法律の制定を目指しており、その法案は昨年5月に超党派の野党議員から国会に提出されていました。しかし今年の4月、今国会に与党が「ヘイトスピーチ規制法案」を提出した時には、市民団体も野党議員も、ようやく与党がこの問題について重い腰をあげたのだから、自分たちの法案の方が先だなどとは言わないで、与党案で修正してもらうところはしてもらって法案の成立には協力し賛成するというスタンスをとることにしたそうです。そういうわけで、当初、関連諸団体の間には、内容が限定的、罰則規定がない、具体的な財政措置がないなど不満足な点も多いが、ヘイトスピーチに対する法律が何もなかった今までと比べれば大きな一歩だという、明るい雰囲気があったそうです。しかし審議が進み、法律の対象を国外出身者かその子孫で「適法に居住する者」への差別的言動とするという条文から「適法に居住する者」という言葉を削除するという要求がどうしても容れららないと分かった時に空気は全く変わったということです。それは関連諸団体が最も重視していた点でした。なぜなら、対象を「適法に居住する者」に限るということは、外国人を正規滞在者と非正規滞在者に分け、非正規滞在者へのヘイトスピーチは問題ないと法律で言っていると受け取られかねないからです。ある人たちは、それなら法律そのものの成立に反対した方がよいとさえ言ったそうです。そんなわけで、み皆、重苦しい雰囲気の中で法案の参議院通過の知らせを受けたということです。
 私はこの話を聞いて、「憶病と暴力の間にある狭い道」というカテキズムの中にある表現を思い出しました。それは問題に対して何もしないことと、他者を攻撃するだけの間にある道ということですが、神の恵みによらなければその「狭い道」を見いだすことができないのです。今回、J-CaRMを含む活動諸団体の人たちは「狭い道」に分け入るような思いで法案に関わったのではないかと思います。私たちの日常にも、忍耐強く「狭い道」を探さなければならないような場面はきっとあるでしょう。その時に私たちは思い出さなければなりません。聖霊が私たちの上にも働き、導いてくださることを。そのために教会は今年も聖霊降臨を祝いました。
協力司祭  高木健次   

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今月の予定


病者と共に捧げるミサ   6月 4日(土)
 毎月第1土曜日、11:00から小聖堂にて
 教会にいらっしゃることが困難な方でミサへの参加を希望される方は教会事務所までご相談ください。
一粒会献金   6月 5日(日)
 今月は5日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
バザー 2016   6月 5日(日)
 1100〜15:00「いつくしみ」をテーマに開催します。
神学生養成のためのロザリオの祈り   6月 5日(日)
 毎月第1日曜日10時のミサの前に神学生養成・召命祈願のためのロザリオの祈りを致します。次回は6月5日(日)9時20分より聖堂にて。
先唱者とりまとめ:オリーブの会  
初聖体   6月12日(日)
 10時のミサの中で初聖体を予定しています。。
典礼連絡会   6月19日(日)
 10時のミサ後に行います。関係者はご出席下さい。
聖ペトロ使徒座への献金   6月26日(日)
(聖ペトロ 聖パウロ使徒の祭日の直前の日曜日)
 教皇は毎年、世界各地を訪問します。そして、人々の苦しみや悩みを聞き、優しい笑顔で力づけ、数々の援助を与えます。キリストの代理者、教会の最高牧者である教皇は、祈りと具体的な支援を通して全世界の人々にいつも心を注いでいるのです。この教皇に心を合わせて、わたしたちも世界中の苦しんでいる人々のために祈りと献金をささげます。教皇のこうした活動のために充てられる聖ペトロ使徒座への献金は、8世紀ごろイギリスで始まった、大人も子どもも一番小さなお金である1ペニーを毎年教皇に献金する運動がもとになって世界中に広まったものです。
    
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ご報告

 
ご報告
 4月24日熊本、エクアドル地震救援募金416,270円は4月28日半分を福岡教区へ、半分をカリタスジャパンよりエクアドルへ、5月1日広報の日の特別献金246,850円は5月9日大司教館へ送金いたしました。
また、5月8日募金箱による地震救援金は76,667円、5月22日分は44,232円ありました。ご協力ありがとうございました。
「家庭を祝福する祈りの集い」の報告
 5月14日(土曜日)に、目黒教会で挙式された方をご招待しました。35組、お子様約35名が参加され、聖堂で祈りの部はマルコ神父様、レオ神父様の司式で、静かな時を過ごしました。祈りの部の歌は典礼聖歌グループにお手伝いいただき、茶話会のお菓子は教会の皆様の手作り、和やかな会になりました。晴天にも恵まれ、バーベキュー、子供達は外でシャボン玉やクイズと盛り沢山な一時間になりました。今年のレオ神父様のクイズから、2問。

1.カナの婚礼でイエス様が水をぶどう酒に変えました。その時水がめはいくつありましたか?
A.3つ、B.6つ

2.箴言によると「有能な妻は」
A.真珠よりはるか尊い、B.ダイヤモンドより美しい
種の会  
   

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その他

教皇の声
 フランシスコ教皇様は、インターネット上で毎日ツイート(つぶやき)をされています。これを見ることにより教皇様のお考えや思いに触れることができますので、ここにいくつか乗せますが、中央協議会のホームページに和訳が載りますので、皆様ぜひご覧になってください。 主任司祭 

 いつくしみをもって交流するということは、神の子らや人類兄弟の間に健全で、自由で、兄弟愛に満ちた親密さを生み出すことです。(2016/5/15)

 聖霊のたまものは豊かに与えられます。それによって私たちは、真の信仰を持ち、活発に慈善のわざを行う生活を送ることができるのです。(2016/5/16)

 キリストに従う者たちの勇気、希望、信仰、忍耐を、世界は必要としています。(2016/5/18)

 愛しゆるすこと。これこそが、信仰によって心が変えられる、具体的で目に見えるしるしです。(2016/5/19)

 私たち一人ひとりは、多様な文化や宗教を結ぶ架け橋、共通する人間性を見出す道となりえます。(2016/5/21)
オリーブの会よりお知らせ
 病人・高齢者の訪問
「オリーブの会」では、病気や高齢のため教会に来られない方の訪問・お便りによる交流をしています。ご希望があればご聖体もおもちします。教会事務所までご連絡ください。交通費などのお心遣いは必要ございません。
東日本震災支援プロジェクトより
 福島やさい畑 復興プロジェクト
 次回の野菜販売は6月7日(日)8:30から
 バザー会場にて販売いたしますご協力よろしくお願いいたします
C地区の皆様へ
  6月25日(土)18:00〜20:00
メリーホールにて受洗者歓迎会とC地区懇親会を行います。神父様と神学生のみなさんにもご出席をお願いしております。おおよその人数を把握したいので事前にご連絡頂けると助かります。当日参加大歓迎です。
一人一品、料理持ち寄り、会費500円
多くの方のご出席をお待ちしております。
C地区委員  
図書係から
 本を借りる時は、ノートに書名、ご自分の名前、借りた日をご記入ください。また返す時には返した日付を記すのをお忘れなくお願いします。借りられる期間は2週間ですが延長する時は再度ノートに書いて下さい。

受洗 1名 転入 1名
結婚 2組 転出 2名
帰天 1名   住所・その他変更 3件
詳細は、お知らせ6月号(印刷版)をご覧ください



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