8月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
すべての花よ、主を賛美せよ

 土曜日に私はホームセンターに行き日日草(ニチニチソウ)を買ってきました。冬に植えたパンジーと春に植えたマリーゴールドがおしまいになったので、なにか華やかなものがマリア様のご像のそばに欲しかったのです。そして花を植えているとき、私は自然に祈る気持ちになることに気がつきました。花の美しさに感謝し、そして花がきれいに育つようにお願いをしているのです。草花は適量の水と太陽光を必要とするひ弱なものですが、同時にすごい回復力を持っています。真冬の寒さや真夏の灼熱を生きのび、ふたたび花と葉を取り戻す草花に私はしばしば驚かされています。この自然のひ弱さと回復力こそ、フランシスコ教皇の最新(6月18日発表)の回勅「ラウダート・シ(主を賛美せよ)」で述べられていることなのです。私たちが自分の庭の緑と健全さを保つように全力を尽くしているとき、私たちはまた全世界の緑と健全さを求め持ちこたえていかなければなりません。
 バチカン放送局はこの回勅を次のように要約しました(一部を抜粋)。
「わたしたちの後に続く人々、また今成長しつつある子供たちのために、わたしたちは一体どのような世界を残していきたいのでしょうか」
 この質問こそ、教皇フランシスコの回勅「ラウダート・シ」の中心である。回勅はこう続けている。「この質問は、ただ環境に関してのみ問われているのではありません。なぜなら、この問いは総合的に捕らえられるべきものだからです」。これはさらに、存在意義そのもの、また社会生活の根底にある価値に対する問いかけでもある。「何のためにわたしたちはこの世に生まれてきたのだろうか。
 回勅の表題は、アッシジの聖フランシスコの「太陽の賛歌」の中の言葉「ラウダート・シ、ミ・シニョーレ」(「わたしの主よ、あなたは称えられますように」の意)から取られている。聖フランシスコのこの賛歌は、地球、世界はわたしたち皆の家であり、同時に「わたしたちと同じように神からその存在を受けた姉妹、またわたしたちを腕の中に抱いてくれる母のような存在である」ことを思い起こさせてくれる。聖書の教えによれば、わたしたち自身、土から作られたものである。(創世記2,7)。わたしたちの身体そのものも、この地球の要素から構成されている。空気はわたしたちに呼吸を与え、水はわたしたちを生かし、憩わせてくれる。
 今、この地球は蹂躙され、嘆き苦しんでいる。そのうめき声は、この世界のすべてのうち捨てられた人々の嘆きに重なる。教皇フランシスコは、この嘆き声に耳を傾けるよう招いている。そして、すべての人々に、個人、団体、家族、社会共同体、国々、国際社会にも、教皇ヨハネ・パウロ2世が唱えた、いわゆる「環境的回心」を呼びかけている。それは、すなわち「皆の共通の家を保全するため」、責任をもってその美しさを守るために、「方向性を変えていくこと」を意味する。
 しかし、同時に、教皇フランシスコは、今日、環境や自然保護に対する人々の関心が高まっている事実にも目を向け、また、わたしたちの住む地球上で起こっていることに関しての成熟した誠実な憂慮をも指摘している。回勅は、すべての人々に希望に満ちた明白なメッセージを送っている。「人類はわたしたちの共通の家を建設するために、協力する可能性を持っています」。
主任司祭  レオ・シューマカ   

TOPへ


今月の予定


一粒会献金   8月 2日(日)
 今月は2日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
聖母被昇天の祭日   8月15日(土)
 ミサは7:30、10:00
平和旬間2015   
「平和を実現する人々は幸い」
− 戦後70年 今こそ武力によらない平和を −
2015年8月6日(木) 〜 15日(土)
平和旬間2015にあたって
 1981年、教皇ヨハネ・パウロU世は広島の地で「戦争は人間の仕業です。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。」と訴えられました。この広島での平和アピールにこたえて日本の司教団は平和旬間を定めました。広島に原爆が投下された8月6日から8月9日の長崎の原爆投下をはさんで太平洋戦争敗戦に至る8月15日までの10日間を、とりわけ平和のために祈り、平和について学び、行動する期間としています。
 ※詳細はパンフレットまたは掲示板、東京教区のホームページをご覧ください。

平和のための祈り 2015
 神よ、戦後70年にあたり、心からの願いをささげます。
 あらゆる差別をなくし、いのちと人権を尊重する
   社会をつくることができますように。
 国と国、民族と民族が、対話と相互理解の努力を
   続けることができますように。
 無関心を乗り越え、格差と貧困の問題に
   取り組むことができますように。
 地球環境を大切にし、すべての生きものと
   共存することができますように。
 神よ、わたしたちに、武力によらない
   平和への道を歩ませてください。 
             カトリック東京教区 平和旬間委員会
    
TOPへ


ご報告

 
ご報告
 聖ペトロ聖座への特別献金305,260円は、7月6日大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

TOPへ


その他

教会事務所の夏休み
 教会事務所は8月の水曜日、木曜日と8日(土)から15日(土)までお休みいたします。種々の手続きは、この期間を除いた日にお願いします。この期間中、維持費はミサ中に廻される献金籠の中に入れるか、司祭に直接お渡しください。
オリーブの会よりお知らせ
■ 病人・高齢者の訪問
 「オリーブの会」では、病気や高齢のため教会に来られない方の訪問・お便りによる交流をしています。ご希望があればご聖体もおもちいたします。
 教会事務所までご連絡ください。交通費などのお心遣いは必要ございません。
東日本震災支援プロジェクトより
 福島やさい畑 復興プロジェクト
次回の野菜販売は8月2日(日)8:30から
ご協力よろしくお願いいたします

受洗 転入 1名
結婚 2組 転出
帰天   住所・その他変更 3件
詳細は、お知らせ8月号(印刷版)をご覧ください



このぺージTOPへ
各号へジャンプします
2015年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2014年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2013年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2012年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2011年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2010年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2009年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2008年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2007年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号  12月号
2006年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2005年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2004年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2003年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2002年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2001年 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2000年 10月号 11月号 12月号