11月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 イエズス会士のローマヘの手紙

江戸の殉教についての勉強用のイエズス会士による、当時の様子を知らせた手紙です。

 元和9年(1623年)12月4日の早朝、将軍(徳川家光)の命令を受けた役人達がキリシタンを刑場に引き出すために、日本橋小伝馬町の牢屋にやってきた。彼らは先ずジェロニモ神父の足かせを外した。神父の首に太い縄を掛け両手を背中で縛った。フランシスコ・ガルベス神父と、そのほかのキリシタン達も同じように縄で縛り、刑場に連れて行くために人数を数えた。その数は五十人で三つのグループに分けられた。
 それぞれのグループの先頭には、ジェロニモ神父、ガルベス神父そしてジョアン原主水が大きな文字で名前を書いた札を胸に架け、馬に乗せられていた。シモン・ 遠甫、竹屋、その他の信者たちは歩いてその後に続いた。行列の前後左右は民衆が近付かないように役人で取り囲まれていたが、彼らはさながら凱旋行列のように、旗を風になびかせながら歩いて進んでいった。日本橋、室町、京橋、新橋と引き回され、江戸の街はずれの札の辻に着いた。ここは、東海道に面した往来の盛んな所で、刑場となる小高い所にはすでに 五十本の柱が立っていた。 方々から見物に来た群衆の数はおびただしく、近くの山も見物人でいっぱいだった。その中には当時、丁度、江戸に集まっていた諸国の大名たちもいた。
 四七人の信者は柱に縛られ火がつけられた。二人の神父と原主水は、馬に乗せられたまま信者たちの苦難と死を見守らなければならなかった。
 火が消え、それと共に四七人の命も絶えたとき、三人は、馬からおろされて、それぞれ柱に縛りつけられた。柱の周りに置かれた薪の束に火がつけられると、キリストの勇敢な闘士たちは互いに言葉を交わし励ましあった。ジェロニモ神父は、原主水に向かって語りかけ「天国の永遠にくらべればこの苦しみが如何に短いものであるか」を思い起こさせた。火が燃えあがりこのキリストのしもべたちが苦しみに雄々しく耐えている姿が炎の聞から見えた。
 ジェロニモ神父は、江戸の街の方角に向かって短い祈りを捧げ、不動の姿勢を崩さずにそこに集まっている民衆に最後の言葉を投げかけようとした。人々に熱心に説き勧めていたが、ついにくずれ折れるように倒れ、ひざまずいて、その魂を神の御手にかえした。
 ジョアン原主水は、何か特別のものを抱きかかえるように、炎の周りに腕を回し、その姿は人々に大きな勇気を示すしるしとなった。彼は始終、身動きもせずに立っていたが、遂に柱とともに前の方に倒れ、手足を伸ばして大地に横たわり、そして息絶えた。
 最後に生き残ったガルベス神父は、その苦しみにも、おののくことなく、柱に寄り掛かりまっすぐに立ったまま息を引き取った。
(ジョアン・ロドリゲスのイエズス会総会長宛「1624年日本年報」)  

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今月の予定


諸聖人の祭日  11月 1日(金)
  ミサ7:30
死者の日  11月 2日(土)
 当教会の追悼ミサは11月3日(日)に行います。
物故者追悼ミサ  11月 3日(日)
 10時のミサで、この一年間に亡くなられた方々と、故人となられた皆様のご家族、ご友人を記念して目黒教会共同体全体で特別に祈ります。また、ミサに引き続き、ご遺骨が納骨堂に安置されておられる方々のために、納骨堂で祈りを捧げます。
一粒会献金  11月 3日(日)
 今月は3日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
典礼連絡会  11月 3日(日)
 10時ミサ後の納骨堂にて祈りの後、司祭館1階集会室にて行います。
東京教区合同追悼ミサ  11月 3日(日)
 11月3日(日)午後2時より
 (1) 東京カテドラル聖マリア大聖堂
 (2) カトリック府中墓地・納骨堂内聖堂
 (3) カトリック五日市霊園 あきる野教会聖堂
*車でのご来場はお控えください。
七 五 三  11月10日(日)
 10時のミサで、七五三を迎える子どもたちとミサに参加する子ども全員に祝福をいただきます。七五三を迎えるお子さまには下記の範囲の方々に往復葉書でご案内しました。違う数え方で該当する方がありましたら、事務所にお申し出ください。準備の都合上、ご連絡は早めにお願いいたします。
  ・7才 : 2005年11月15日 から 2005年12月31日 までに生まれた方
  ・5才 : 2007年11月15日 から 2008年12月31日 までに生まれた方
  ・3才 : 2009年11月15日 から 2010年12月31日 までに生まれた方
   (但し、昨年終わった方は除外)
ミャンマーデー  11月17日(日)
 この日の祈りと献金はミャンマーの神学生養成に使われます。
信仰年の行事 元和キリシタン遺跡訪問  11月17日(日)
 札の辻(東京都港区)にある殉教地を3教会で訪ね殉教者の信仰の模範を黙想します。
 目黒教会を11:30頃出発、徒歩で向かいます。
 歩くのが困難な方は、12:30に現地集合。
    
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ご報告

 
ご報告
 世界難民移住移動者の日の特別献金247,800円は、9月30日大司教館に送金いたしました。ご協力ありがとうございました。
おめでとう −受堅−
 10月6日(日)港・品川宣教協力体合同堅信式が岡田大司教司式により高輪教会で行われ目黒教会からは19人が受堅なさいました。
ペットボトルのキャップ第47回目の回収報告
 いつもご協力ありがとうございます。
 大変遅くなりましたが8月22日に回収された分の報告です。今回は権之助坂商店街のご協力が含まれています。

 ポリオワクチン 107.5人分
 CO2削減 677.3kg

 次回より回収のお世話を目黒教会活動グループの「オリーブの会」が引き継いでくださることになりました。今後ともよろしくお願い致します。
ヌヴェール愛徳修道会 目黒共同体  

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その他

元主任司祭 川村英成神父様銀祝
 ペトロ川村英成神父様は、1984年3月よりベネディクト会士として当教会で青年達の指導などの司牧活動を始められました。1988年9月15日に司祭叙階され当教会助任司祭そして1993年4月から1996年4月まで主任司祭(共同司牧)として当教会の司牧をされました。現在は、長野県富士見町の三位一体ベネディクト修道院でお元気に活躍されています。
ブックセール
 11月17日(日)10時のミサ後、毎年恒例となりました女子パウロ会のブックセールを行います。
 書籍の他カード、グッズなども販売します。クリスマスプレゼントにいかがでしょうか。  
図書グループ   
ミニバザー出店者募集
 11月24日(日)にシリアの難民の方の支援を目的としたチャリティーバザーを開催します。出店、ご協力いただける方を募集します。
 場所:アンセルモホール
 日時:11月24日(日) 11:00?15:00
今回のミニバザーでは食事の販売は行いません。
(お菓子など持ち帰られる食べ物を除く)
オリーブの会よりお知らせ
■ 病人・高齢者の訪問
 「オリーブの会」では、病気や高齢のため教会に来られない方の訪問・お便りによる交流をしています。ご希望があればご聖体もおもちいたします。教会事務所までご連絡ください。交通費などのお心遣いは必要ございません。
■ オリーブの部屋 (よろずの部屋より名称変更)
 どなたでも自由にさまざまなお話しが出来る憩いの部屋です。お気軽にご利用ください。お待ちしています。
 毎月・第2日曜(11月は10日)10時のミサ後13時まで。
 場所・司祭館1階応接室
オリーブの会  
東日本震災プロジェクトより
■ 福島やさい畑
 11月3日(日)8:30〜です。ご協力よろしくお願いいたします。
インターナショナルコミュニティーより
 毎月第2日曜日に開催のチャリティー・コーヒー・アンド・フードにご協力ありがとうございます。インドの子供教育支援のために始めた活動、皆様のお力添えで、今年度の目標額達成の目途がたちました。そこで10月より年内の活動は、国際カリタスのシリア難民緊急援助プログラムに参加することになりました。シリア内戦で2百万人余りの人々が近隣国に逃れ、劣悪な環境に置かれています。この9月、フランシスコ教皇様はシリアと世界の平和のために、全教会に祈りと断食を呼びかけられました。私たちも祈りと共にささやかな犠牲を捧げたいと思います。随時、現金でのご寄付も歓迎いたします。ご寄付はサンデースクールリーダーにお渡しください。次回チャリティー・コーヒー・アンド・フードは11月10日に行います。
 サンデースクール中高生クラス   

受洗 2名 転入 3名
結婚 転出 1名
帰天 3名   住所・その他変更
詳細は、お知らせ11月号(印刷版)をご覧ください



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