1月号

司祭のことば 今月の予定 ご報告 その他

司祭のことば
 ヤコブへの手紙

 皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 年の初めにいきなりなんですが、皆様にぜひともお勧めしたい映画がありますのでご紹介させて頂きます。『ヤコブへの手紙』というフィンランド映画です。
 こうみえても私、学生時代は映画研究会に所属して、毎日のように名画座通いをしていたのであります。年間百本以上観ていた時期もありましたが、社会人になってからは映画館から足が遠退いていました。
 しかし、目黒という都会のど真ん中の教会に赴任した今、映画館も近くに沢山あることだし、機会をみつけて再び映画を観るようにしようかと思い始めた矢先に試写会に招待されたのが、この『ヤコブへの手紙』だったのです。
 ヤコブとは、フィンランドの片田舎に住む目の見えない老牧師の名前で、彼のもとに手紙を届ける郵便配達人と、その手紙をヤコブのために読んで返事を書く仕事を託されたレイラという女性の三人によって物語は展開していきます。
 レイラは、殺人罪で終身刑となったものの恩赦を得て出獄したイヤ〜な感じの女性です。笑顔がなく、すべてに投げやりで、人に心を許そうとしません。ヤコブ牧師が日課としている祈りの依頼への返信も、彼女にとっては鬱陶しいだけの行為でした。
 ところが、ある日を境にヤコブ牧師への手紙が途絶えてしまい、彼の心はどんどんと萎えてゆきます。一方、そんな牧師に愛想をつかしたレイラは牧師のもとを去る決意をするものの、行くあてのないことに気づいて絶望のふちに追いやられてしまいます。荒野にぽつんと立つ廃屋のような牧師館に希望を失った人間が二人。それでもなおヤコブ牧師は最後の力をふりしぼるかのようにレイラに声をかけます。「まだこの家にいてくれたんだね」。
 この言葉をきっかけに、二人の魂の中で消えかけていた希望の光が再び明るさを取り戻し始めます。怯える郵便配達人に「明日は必ず手紙を届けに来い」と命じたレイラは、牧師を元気づけるために、ただひとつ届いたカタログ雑誌を手紙に見立てて破きながら、心の中の手紙を読み始めます。やがてヤコブ牧師に奇跡が起こります。続いてレイラにも。
 これ以上は語らない方がいいでしょう。ぜひご自分でご覧になって下さい。奇跡と書きましたが、結末に起こる出来事が奇跡と言えるかどうか、人によって判断はまちまちだろうと思います。しかし私は、奇跡とはこういうものだと確信しています。愛がこれほどまでに人を変えるということ、そして、それが連鎖反応を引き起こしてさらに新たな愛を生み出すということ、これこそが真の奇跡だと思うのです。神が愛であることの証しがそこにはあります。
 1月15日から、銀座テアトルシネマで公開されます。実は私、劇場で一日だけキリスト教の解説を頼まれてます。恥ずかしいのでいつやるかは内緒ですが。                                           
助任司祭   伊藤 淳  

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今月の予定


元旦ミサ(守るべき祝日)   1月 1日(土)
 神の母聖マリア・世界平和の日 0時(英語)、11時です。11時のミサ後アンセルモホールでお屠蘇をどうぞ。
一粒会献金   1月 2日(日)
 今月は2日、第1日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金といたします。ご協力ください。
初金ミサ   1月 7日(金)
 10時より小聖堂にて行います。
新年会   1月 9日(日)
 10時のミサ後、新年会をアンセルモホールで行います。皆様お誘い合わせの上、多数ご参加下さい。
(パーティー担当は第2地区、第6地区)
新成人の祝福   1月 9日(日)
 10時のミサで新成人の祝福を行ないます。
 1990年4月2日から1991年4月1日までに生まれた方々にはすでに往復はがきでご案内いたしましたが、もし別の数え方で該当する方がおられましたら、遠慮なく教会事務所に申し出て、ご参加下さい。ご連絡は早めにお願いいたします。
信徒総会   1月23日(日)
1月23日 10時のミサ後、信徒総会を行います。
2010年度の活動報告、決算報告 および2011年度新委員の承認、予算の承認等を行います。皆様どうぞご参加ください。
カトリック児童福祉の日   1月30日(日)
 子どもたちが使徒職に目覚め、思いやりのある人間に成長することを願って制定されました。この日はまず第一に、子どもたちが自分たちの幸せだけでなく世界中の子どもたちの幸せを願い、そのために祈り、犠牲や献金をささげます。毎日のおやつや買いたいものなどを我慢してためた子供たち自身のお小遣いの中から献金することが勧められています。日本では、各教会だけでなく、カトリック系の幼稚園や保育園の大勢の子供たちがこの日の献金に協力しています。
 この日の献金は全世界からローマ教皇庁に送られ、世界各地の恵まれない子供たちのために使われます。
ご協力ください。
    
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ご報告

 
  ご報告
 11月21日のミャンマー教会のための献金226,450円は、11月29日に、12月5日の宣教地司祭育成献金215,820円は12月14日大司教館へ送金いたしました。ご協力ありがとうございました。

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その他

聖母マリアへの祈りの改訂について
  現行の聖母マリアへの祈りが、ラテン語原文の内容をできる限り生かして改訂されることになり、新しい祈りが12月8日、日本カトリック司教協議会から発表されました。来年3月まで意見を集約し、6月に最終決定されます。全文は以下の通りです。

  「アヴェ・マリアの祈り」
  アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
  主はあなたとともにおられます。
  あなたは女のうちで祝福され、
  ご胎内の御子イエスも祝福されています。
  神の母聖マリア、
  罪深いわたしたちのために、
  今も、死を迎える時も祈ってください。
  アーメン。

  ラテン語では、アヴェ・マリアという呼びかけで始まります。このアヴェというあいさつの言葉は日本語に訳すことが難しいので、ラテン語のまま用いることになりました。アヴェ・マリアという語がそのまま日本の社会に広く定着しているからです。なお、「恵みあふれる」は、原文により忠実に「恵みに満ちた方」となおされました。「主はあなたを選び、祝福し」という従来の文は、原文にある「女のうちで」が訳されていない、また、原文にない「選び」という言葉が補われている、という難点が指摘されていたので、「あなたは女のうちで祝福され」という原文をより忠実に訳したものになりました。「あなたの子」には、原文にある「胎の実」が省かれていました。そのうちの「胎」はそのまま訳して  「ご胎内の」としましたが、「実」は日本語の祈りの文章にはなじまないということで「御子」という語にその意味を込めることになりました。
事務所からのお願い
 12月30日(木)から1月4日(火)まで 事務所は休みます。各種手続きは1月5日以降にお願いします。
ほっとする時を過ごせるよろずの部屋のご案内
 毎月第2日曜日(1月は9日)10時のミサ後、13時まで。司祭館応接室で開いてます。皆様のお立ち寄りをお待ちしてます。
オリーブの会  
病人、高齢者への訪問
 病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。交通費などのお心遣いは必要ございません。

受洗 2名 転入 1名
結婚 転出 1名
帰天 2名   住所・その他変更 6件
詳細は、お知らせ1月号(印刷版)をご覧ください



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